教壇スカート自捲り

妄想小説


田舎教師



 六十四

 「さ、今度は目隠しを着けなさい。あ、ブラウスのボタンは留めないでそのままにして。そして想像するんです。君は教室に居て生徒の前に立っている。生徒の視線を想像出来るかね。」
 「はいっ。生徒の前に立っている自分を想像しています。」
 「そのまま、スカートの前を持ち上げて。生徒達にスカートの中を覗かせるのです。」
 「ああ、とても淫らな自分を感じます。生徒達に乳房を覗かれ、パンティまで見られている。」

 イアホン越しに教頭室で今しも行われている新任教師への調教に聞き耳を立てながら、茂吉は生唾を呑みこんでいた。
 (この新任教師は何を考えてこんな痴態を教頭の前で演じているのだろう。)
 途中からこの調教を盗み聞きするようになった茂吉はまだ教頭が早苗を洗脳してきた全貌まで理解は出来ていなかったのだった。
 (そうだ。この間教頭室に入らせて貰った時にデジカメで写しておいた調教日誌というのをよく読んでみよう)
 ふと、そのヒントになりそうなものを思い出してデジカメを見返してみることにしたのだった。

 「大分、羞恥心をコントロール出来るようになってきたようだから、今回はもう一段ハードルを上げてみようじゃないか。」
 「ハードルを上げるの・・・ですか。」
 「そうだ。いわば実戦訓練のようなものだよ。さ、まずこの目隠しを当てたまえ。」
 「はい、わかりました。」
 「では自分でスカートを下ろすんだ。」
 「はい。」
 もう今ではすっかり教頭の命令されるがままになっている早苗だった。スカートの横のホックを外すと、ストンとミニスカートを足元まで下ろす。下半身はストッキングからショーツが透けて見えている筈だが目隠しをしているせいか、羞恥心はもう感じられない。そのストッキングの腰骨辺りに教頭の手が当てられる。

小俣早苗

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