妄想小説
田舎教師
二十五
「あ、あの・・・。もうショーツを穿いてもいいでしょうか。何も穿いていないと不安で仕方ないのです。」
「いいだろう。今日はここまでにする。しかし、今度はノーパンで教室に立って貰うぞ。つねに隙を見せないよう意識をする訓練の為だ。もちろんスカートはそこまで短くなくてもいいからな。もし、スカートの中を見られてしまったら、今度のあだ名はパンチラ先生ってのじゃ済まないからな。」
ノーパンで教室に行かされると知って、早苗は不安にかられる。しかし教頭の指示は絶対なのだった。
「あ、いけない。落しちゃったわ。」
早苗は教頭に予め指示された通り出席簿を取り落とした振りをして黒板の前で腰を屈める。
その日は膝下まであるロングのスカートだったが、生徒達も突然女教師が身を屈めたのでその姿に注目する。しかし、前回のようなミニスカートではないので裾の奥に何か覗くかもしれないという期待は誰も抱いていなかった。
生徒達の視線の前でしゃがむという動作をするのは早苗にはとても勇気の要る行為だった。膝丈まであるロングのスカートではあるのだが、その下には下着をつけるのを許されていなかったからだ。覗けてしまう筈はないと思いながらも、ミニスカートでしゃがむ動作と同じように細心の注意を払って、腰を屈めたのだった。
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