妄想小説
田舎教師
四十七
「なんとも、しようがない人だね。君っていう人は。仕方ない。君には私の同郷の後輩としてまともな教師に育って貰わねばならんのだ。君がまともな教師になれるように私が指導するしかないようだ。」
「お願いです。私を見捨てず、最後まで面倒を見てください。」
「君がそこまで言うのなら仕方がない。そこに跪きなさい。」
「え? わたしがここに跪くのですか?」
「そうだ。」
「こうでしょうか?」
「ああ、そこでいい。それじゃ、私がここに立つから。私のズボンのベルトを緩めなさい。」
「それは、もしかすると・・・。」
「なんだね。今になって私の言う事が聞けないというのかね。」
「いえ、そういう訳ではありません。何でも仰る通りに致します。これでよろしいでしょうか?」
「そうしたらズボンとトランクスを下ろすんだ。」
「わ、わたしが・・・ですか?」
「当り前だ。君にやらせることに意味があるのだ。君が自分でせねばならないのだ。」
「わかりました。ズ、ズボンをおろさせて頂きます。」
「トランクスもな。」
「あ、はいっ。・・・。あっ。」
「どうした。目を背けるんじゃない。しっかり正面を向いて見るのだ。その為にわざわざ私が恥を忍んで君に見せているのだからな。」
「も、申し訳ありません。で、でも・・・。」
「君の教育の為にわざわざやっているのだぞ。しっかり目を離さずに見るのだ。いいか。」
「は、はいっ。」
「手を出して、握ってみなさい。」
「に、握るの・・・ですか?」
「そうだ。棹の部分を右手でそおっと掴んで、左手はその裏側のぶらさがっているものを手で包み込むようにするのだ。」
「あ、はいっ。こう・・・でしょうか。」
「そうだ。そしてペニスが勃起してくるのを手で感じ取るのだ。」
「勃起・・・ですか。」
「まさか勃起を知らぬ訳でもあるまい。」
「あの、高校の保健体育の授業で習ったことはありますが実際見たことはありません。」
「だったら、よおく観察することだ。滅多に出来ることではないからな。」
「は、はいっ。うわっ・・・。」
「どうした?」
「あ、あの・・・。大きくなったんです。ここが・・・。あっ、どんどん大きく膨らんでくるっ。」
「本当に初めてのようだな。勃起しているペニスも知らぬようでは一人前の女とは言えんぞ。しかもお前は教師なのだ。思春期のまだ性に疎い男子、女子をきちんと導かねばならぬ立場にいる者なのだぞ。勃起したペニスがどういうものか、知らないままでちゃんと導けるか?」
「ああ、私が至らなかったのです。どうか、私をきちんと指導してください。」
「ようやく自分の立場が判ってきたようだな。もっときちんと扱くのだ。もっと大きくするのだ。」
「もっと大きくなるのですか? ああ、こ、怖いです。こんな大きなものが・・・。」
「怖い? まだ、そんな事を言っているのか。これをお前は克服しなければならんのだぞ。そうでなければ一人前の教師にはなれんのだ。判っておるのか?」
「あ、はいっ。勇気を出して克服します。」
「だったら、これに唇をつけてみなさい。」
「え、私の唇をつけるのですか?」
「当り前だ。克服するのだと言ったではないか。さ、唇を突き出すのだ。」
「あ、はいっ。」
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