超ミニしゃがみ

妄想小説


田舎教師



 十四

 その翌日、放課後も権藤教頭による早苗のミニスカート特訓は続けられた。教頭室で教頭の背後に廻って持参したミニスカートに穿き替えると、教頭の前でソファに座ったり、しゃがんだりをしてみせる。
 「どうでしょうか。姿見を見ながら何度も練習をしてきました。」
 「ふうむ。大分パンティを覗かせないようにしゃがむのも出来るようになってきたようだな。しかし脚の所作がどうにもぎこちない。というか、膝の動きが意識をし過ぎだ。前にも言ったが自然な所作になっていないと却って男たちの意識を集めてしまう。」
 「そんなに変でしょうか。」
 「ああ、パンツを見られまいと必死になっているのが見え見えだ。そうなると余計に覗きたくなるものだ。」
 「ではどうしたらよいのでしょうか?」
 「ふむ。力を抜いて自然に座るのを練習してみたまえ。そうだ。それにはこういう訓練がある。これが何だか分かるね。」
 「生卵・・・でしょうか?」
 「そうだ。これを膝の間に挟んで座るのだ。」
 「え、そんなこと出来るでしょうか。」
 「膝と膝の間に変に力を入れないで自然な感じで脚を閉じて座るのだ。出来ないことではない。やってみたまえ。」
 早苗は教頭から生卵を受け取るとおそるおそる膝より少し上の所で太腿の間に挟む。

膝生卵挟み

 「何だかとっても不安です。」
 「いいから、そのまま座ってみなさい。」
 「あ、はい。わかりました。やってみます。」
 早苗は内股に卵を押し挟んだ違和感をかんじながらゆっくりソファに腰を降ろしていく。
 グシャッ。
 生温かい嫌な感触が内股に広がる。
 「ああ、駄目です。割れてしまいました。」
 教頭は何時の間にかハンドタオルを用意していたらしく、内股に流れ落ちそうになっている割れた卵の中身をさっと拭き取る。自分ではどうすることも出来ず、教頭が自分の太腿の内側に手を突っ込んで拭うのをただ身を任せているしかないのだった。

小俣早苗

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