妄想小説
田舎教師
六十三
「今日は縄を使うのではなくて、違う療法を試してみようと思うんだよ、早苗君。」
「はい、教頭。なんでも仰る通りに致します。」
「君は単なる被虐体質ではなくて、どうも精神的な思いが強そうだ。その克服の為には強すぎる恥辱心をコントロールする必要がある。」
「強すぎる恥辱心・・・? どうすればいいのでしょうか。」
「少し恥ずかしいことを平気で出来るように慣れるのだ。」
「はいっ。何でも仰ってください。」
「ならば、ここで今、君のスカートを捲り上げて下着が覗くようにするのだ。」
「ス、スカートを自分で捲るのですか?」
「こ、こんな風にですか・・・?」
「そうだ。そのまま膝をもう少し開くのだ。」
「こう・・・ですか。」
「そうだ。そのままの格好で暫く居るのだ。どうだね、気持ちとしては?」
「は、恥ずかしい・・・です、とても。」
そう言いながらも、早苗は既に教頭の前で恥ずかしいことをするのに慣れてきていた。それが異常な自分を正常に戻す為の矯正訓練なのだと思い込んでいるからだった。
(恥ずかしいとか、考えてはいけないのだわ。)
「ようし、いいだろう。今度はブラジャーを外すのだ。私の目の前で外すのだぞ。」
「わ、わかりました。」
早苗はブラウスのボタンを外して前を肌蹴させると、背中のホックを外して片方ずつ肩からブラジャーを抜き取る。
次へ 先頭へ