美人女医と看護師に仕組まれた罠
六十三
吾作は時間ぴったりに診察室に現れた。指示された服用時間に合わせて薬の効果が最大限に発揮されるように考えてのことらしかった。明日香の方も既に日菜子に言いつけて人払いはしてあった。診察室の鍵を中から掛けると吾作はなにも言わずに服を脱ぎブリーフ一枚になる。その下腹部は既にブリーフを突き破らんばかりに膨れている。
「さすがに先生が処方してくれた薬の効き目は抜群だな。もうこんなになってるぜ。」
明日香は堪らずそれを見ないように顔を背けている。
「先生。何を恥ずかしそうに顔を背けているんだい? 処女でもあるまいし。EDの治療薬を呑んできてるんだから、どうなるかは分かってるだろ。治療効果がどれぐらい出てるか確かめるんだろ。まずは口で硬さを確かめるかい? こっちもよりその気になれるように、先生。服は全部脱いで貰おうか。」
明日香にはもう逃げ場はないことは重々分かっている。何も言わずに白衣を取ると、下着しか着けることを許されていないそのブラジャーとショーツに手を掛けるのだった。
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