顔見せ拒否

美人女医と看護師に仕組まれた罠




 五十

 「ひ、日菜子ちゃんじゃないの・・・。だ、駄目っ。外してっ。お願いっ。この腰の紐を解いてっ。」
 自分がさせられていることに気づいて、慌てて明日香は自分ではどうにもならない日菜子と繋がされている腰の紐を解いてくれるよう懇願するのだった。
 「ふふふ。大丈夫だよ、明日香先生。この看護婦は誰にされているのか気づいてないからな。よく見てみろ。目隠しされている上に、耳も塞がれているんだからな。それよりも、折角お前の股間に嵌めたディルドウでこの娘の陰唇を突き刺してるんだから、その腰を振って娘をよがらせてやれよ。」
 「そ、そんなこと・・・。出来る筈、ないじゃないの。」
 「いや、出来るさ。お前がしないんなら、嫌でもさせてやるぜ。おい、吾作。例のものを先生のお尻の穴に挿してやるんだ。」
 「な、何をするつもり・・・?」
 吾作が何かをもって明日香の背後に近づいてくるのが分かる。そして明日香が装着させられているディルドウを固定している貞操帯のような革のベルトのお尻の部分を引っ張るとその下の尻の菊座に無理やり何かを押し込んでくるのだった。
 「や、やめてっ。ううっ・・・。な、何っ。何を差し込んだの?」
 「ふふふ。先生が腰を動かしやすくする為の器械だよ。おい、バイブを振動させてやれっ。」
 鬼塚の合図で吾作がコードで繋がったリモコンのスイッチを入れる。
 ブーン。
 「きゃあああっ。」
 突然明日香の肛門の中で、突っ込まれた小型のバイブが振動を始めると、明日香は堪らず声を挙げて思わず腰を動かしてしまう。
 「ふふふ。いい動きだ。さ、もう一度っ。」
 グィーン。
 「あぎゃあああっ。」
 グィーン。
 「や、やめてぇーっ。」
 グィーン。
 明日香の激しい腰の動きに、何も見えず何も聞こえない日菜子のほうも激しく反応して喘ぎ声を挙げているので、もうどちらが発した声なのか分からなくなる。その間、すぐ傍で鬼塚がストロボを焚きながらディルドウで繋がって悶えている二人の姿をデジカメの中にしっかりと収めていた。しかし目隠しをされている日菜子は勿論のこと、明日香でさえも気づいていないのだった。
 やっとのことで吾作がスイッチの断続を止めると、日菜子もその上に覆い被さった明日香の方もぐったりとして力尽きて股間を繋げたまま倒れ込んでしまう。
 「昇天してしまったようだな、二人共。明日香先生、起きな。」
 髪を鬼塚に掴まれて顔を引き起こされる。それで正気に返った明日香は思わず身体をぶるっと震わせる。
 「この看護師は誰に犯されたのかまだ気づいていないんだ。目隠しを取って顔合わせをさせてやろうかな。」
 「や、やめてっ。お願い。そんなこと・・・。絶対に知られる訳にはいかないわ。お願い。日菜子ちゃんの目隠しは外さないで。」
 「ふふふ。犯したのが明日香先生だったと分かっちゃ困るのか。師弟愛がぶち壊しだもんな。それじゃ、腰の紐を解いて二人を外してやれ。」
 鬼塚の命令で明日香と日菜子を繋いでいた腰の紐が解かれると、ズボッという音と共に日菜子の陰唇から黒いディルドウが抜け出る。その棹は日菜子の愛液でべっとりと濡れそぼっている。明日香の方もディルドウを付けた腰の貞操帯が外され、尻の穴からはピンク色の小型バイブが引き抜かれたが、明日香も虫の息のようにぐったりとしていたが、だんだん意識は戻ってきているようだった。
 「ひ、日菜子ちゃん・・・。」
 しかしその声も耳を塞がれたヘッドホンのせいで届かない様子で、日菜子の方は意識を喪ったままなのだった。
 「さ、明日香先生。先生には自分で歩いて当直室に戻って貰うよ。」
 鬼塚によって明日香は無理やり起こされる。
 「こ、こんな格好で・・・?」
 ディルドウ付きの腰の貞操帯は外されたが、両手は後ろ手に手枷で繋がれたままの為に剥き出しの股間を隠すことも出来ない。
 「今の時間なら誰にもみられずに当直室へ戻れるぜ。でもぐずぐずしてると巡回の守衛がやってくるかもな。」
 「い、いやっ。こんな格好見られる訳にはゆかないわ。」
 鬼塚の言葉に慌てて自分で当直室へ戻る明日香だった。

 「この上、まだ私に何かさせようと言うの?」
 「お前はあそこはまだやられていないだろ。お尻の穴をくすぐられただけだもんな。俺もまだやってないしな。お前も犯してやるから、まずは俺のモノを口で奉仕して貰おうか。」
 明日香にはもう抗う元気も残っていなかった。手枷を外して貰うと自分から鬼塚のズボンに手を伸ばす。

明日香

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