明日香覚醒

美人女医と看護師に仕組まれた罠




 三十四

 その夜、権蔵が特別室に居る鬼塚医師からの電話を受ける。きっちり10分後に当直室に入るように権蔵は命じられ、逸る気持ちを抑えながら鬼塚に貰ったシルデナフィルを服用して待つのだった。
 当直室に忍び込んで明日香医師がさせられている格好を見て、権蔵は思わず生唾を呑み込む。権蔵のペニスはズボンとトランクスを脱ぎ捨ててあって股間から権蔵がこれまで経験したことが無いほどビンビンに屹立して天を向いている。
 下半身素っ裸の格好のまま、無防備で抵抗出来ない格好に戒められている明日香に近寄り剥き出しの陰唇に手を伸ばすと、既に軽く掛けられた麻酔が切れ始めている様子で明日香は軽く反応する。権蔵の二本の指が陰唇上部のクリトリスを挟むようにしながらゆっくりと上下に揉みしだいていくと、明日香は次第に覚醒し始め、荒い息から徐々に喘ぎ声を洩らし始める。それと同時に膣の奥から蜜のような汁が滴り始めるのだった。
 「へっへっへっ・・・。いい感じに濡れてきやがったぜ。」
 思わず洩らしてしまった声に明日香がびくんと身体を震わせて反応した。
 「えっ、芦田・・・さん? 芦田さんなの? あれっ、て、手が・・・動かせない。私、縛られているの。あ、脚も・・・。芦田さんなんでしょ。私に何をしたの? 何をしようとしてるの?」
 (しまった。気づかれてしまったようだ。くそっ、こうなったらもうばれてもいいから最後までやってやるぜ。)
 権蔵は既に完全に理性を失っていた。どうせばれているのならと、権蔵は身動き出来ない明日香の頭からアイマスクを毟り取る。
 「そうだい。俺だよ、明日香先生。折角だから顔をしっかり見ながらしたくなったんだよ。俺のここをよく見てみな。この間の半勃起の時とは訳が違うんだ。先生をこの硬くなった肉棒で天国へ送ってやるからよ。」

明日香

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