美人女医と看護師に仕組まれた罠
六十一
「じゃ、日菜子ちゃん。いいんだね。俺が剃り落としても。」
「はい、お願いします。約束ですから。私、どうしてもここをつるつるにしないとならないのです。」
日菜子は逃れられない運命と諦めて剃毛道具を載せたワゴンを押して川谷吾作の部屋を訪ね、吾作に股間の剃毛をお願いしてベッドの上で股を開いたのだった。しかし、それは留男に命じられ、言わされたに過ぎないのだった。
「さ、綺麗につるつるになったぞ。クリトリスがいい色だね。」
「いやっ、言わないでっ。」
剃りあがった割れ目から突き出ている綺麗な色のクリトリスを思わず褒めてしまう吾作だった。
吾作に股間の茂みを剃り落とされてしまった日菜子にはまだすることが残っていた。留男に報告に行かねばならないのだ。
「あの・・・、磯部さん。日菜子です。」
日菜子は夜、遅くになってから留男の病室を独りで訪れたのだった。
「おお、日菜子ちゃんか。どうしたんだい?」
吾作から事前に報告を受けて知っていた留男もわざと知らんふりをして日菜子から言わせることで辱めを与えるつもりなのだった。
「あ、あの・・・。ご報告・・・、することがあって・・・。」
「ほう、報告? いったい、何だろうなあ。」
「あのう、実は川谷さんにお願いをしてきました。」
「へえ、何をお願いしたんだい?」
日菜子にも留男が自分に言わせようとしているのだとだんだん気づいてきた。
「あ、あそこを・・・。あそこの毛を剃って貰うことです。」
「え、あそこ? あそこって、どこのことかな?」
「え? そんなこと・・・。言えません。」
「口で言えないんだったら、見せてみたら。」
「ああ、恥ずかしいです。ここを見てください・・・。」
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