美人女医と看護師に仕組まれた罠
四十七
吾作は慣れた手つきで、あっと言う間に写真集の表紙と同じ縛り方で日菜子を後ろ手に縛り上げるとナース服の前のボタンを外して乳房を剥き出しにしてしまう。
「さ、いいぞ。留男。しっかり撮れよ。」
パシャっ。
ストロボの閃光が走って胸元を露わにした日菜子の緊縛写真がデジカメに写し撮られる。
「ねえ。こんな恥ずかしい写真を撮られたんだから、もういいでしょう?」
「日菜子ちゃん。明日香先生が撮られた写真ってどんなのだったかもう忘れちゃったのかい? こんなんじゃ全然代わりにはならないよねえ。おい、吾作。一旦、縄を解いてやれ。今度のは違うポーズで行くから。」
吾作はするするっと縄を解いて一旦日菜子の両手を自由にする。両手が使えるようになると日菜子は慌てて肌蹴ている胸元の襟を掻き寄せて乳房を隠そうとする。
「何、胸なんか隠してるのさ。これから裸になるってのに。」
「え、裸っ?」
「そうだよ。明日香先生と同じようにね。あ、でもまずはそのナース服だけ脱いで貰おうか。」
「もう赦してくださいっ・・・。」
「駄目だよ。服は自分から脱ぐんだ。下着だけになるんだよ。」
日菜子は唇を噛みしめて俯くとナース服の残りのボタンを外してゆく。ナース服がストンと床に落ちると、さっき引き下ろされてしまったブラジャーを引き上げ、その上から両手を胸元で交差させて下着だけになってしまった身体を少しでも隠そうとする。
「さ、今度はその両手は二本合わせて前に突き出してっ。吾作に縛って下さいってお願いするんだよ。」
「え? うっ・・・。わ、わかりました。ご、吾作さん・・・。し、縛って・・・ください。」
吾作は日菜子が両手を合わせて前に突き出すのを待ってましたとばかりに縄を掛ける。
「吾作っ。その懸垂台の上に縄を通して吊り上げるんだ。」
吾作が縄を腕の筋肉の訓練に使う懸垂台のバーに引っ掛けると、縄の端を引っ張る。日菜子は両手を縄で引かれて万歳の格好で懸垂台の下に吊られてしまう。
「折角だから、パンティはあそこが見えるか見えないかのぎりぎりまで引きずりおろしてみろよ。」
睦男はデジカメのファインダーを覗き込みながらもっともエロチックに見えそうなポーズを要求する。
「あ、いやっ。駄目っ・・・。」
ショーツが少しずつずり下げられていって、股間が露わになりそうになると堪らずに日菜子は悲鳴のような声をあげ パシャッ。パシャッ。
閃光がきらめいてその度に日菜子の露わにされた白い肌が暗いトレーニング室の中に浮かび上がる。
「よおし。いいポーズのが撮れた。今度は全裸になって貰おうか。」
「あ、いやっ。赦してくださいっ。」
「いいから、吾作。日菜子ちゃんの下着を全部、剥ぎ取っちゃって。」
下着を全部剥ぎ取られた日菜子が床に寝かされると、露わになった股間もろとも留男が夢中になってその姿をデジカメに写し撮っていく。
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