美人女医と看護師に仕組まれた罠
五十七
しあわせ特別養護センタでの一般回診は三日に一度のペースで入所者全員に対して行われていた。入所者の健康管理をする為の問診が主でそんなに大変なものではない。しかし明日香にとって、こと川谷吾作と磯部留男に対する回診は全然別の意味を持っていた。他の誰にも知られてはならない秘密を握られてしまった為に二人の性奴隷のような関係になってしまった明日香にとって、二人っきりになって密室の診察室で過ごさねばならない診察時間は苦痛を通り越して拷問にしか感じられない時間だったのだ。特に、日菜子を腰に嵌められたディルドウで犯している写真を撮られてしまった以後の明日香は、吾作と留男のいいなりになるしかない立場なのだった。医師と患者という立場は完全に逆転して性奴隷とご主人様の関係なのだった。
いつものように個人的な相談があるという名目で、助手である日菜子に席を外しているように命じざるを得なく、吾作と診察室に二人っきりにさせられた明日香にはもはや逃げ場はないのだった。
「さあ、もう二人っきりなのだからその白衣は必要ないから脱いでしまいなさい。その下は命じていた通り、飛びっきりのミニスカートですよね。」
明日香は事前に吾作に命じられていた為に、自分が持っている一番短いスカートを白衣の下の穿いて来ていた。しかもそれを隠している白衣を脱げというのだった。
「ねえ、この時間は入所者皆さんの健康管理の為の診察の時間なのよ。その時間に白衣を脱げだなんて。しかもこんな短いスカートで・・・。」
「明日香先生。何か文句があるのなら、あの若い看護婦が居る前で正々堂々と仰ってくださってもいいのですよ。日菜子ちゃんを今すぐここに呼びますか?」
「ああ、駄目っ。私が間違っていました。何でも言うとおりにしますから、日菜子ちゃんは呼ばないでください。」
「だったら大人しく白衣を脱いでここで両手を頭の後ろに置いてしゃがむんだな。」
「ああ、そんな格好をさせるなんて・・・。」
明日香は吾作の意図を知って従う他はない自分の運命を呪うのだが抗う道はないことを又も自覚するのだった。
「何を横を向いているんだ。膝頭をこっちへ向けるんだよ。」
吾作の非情な命令に明日香は従うしかなかった。明日香が穿くことを命じられていたとびっきり短いスカートはしゃがむとどんなに膝をぴっちり合わせていても裾の奥にばっちりパンティを覗かせてしまうものなのだった。
「ほう。今日は白いパンティですか。脚を開いてもっとよく見せてくださいよ。」
明日香は屈辱的なその命令にも従わざるを得ないのだった。明日香が命じられた通りに膝を開いてしゃがんだまま吾作の方に向き直ると、吾作は既にズボンの前のチャックを下ろしてペニスを抜き出していて、あからさまに勃起し始めているそれを明日香に誇示して見せているのだった。
「さ、こっちを向いてこれをよく見るんです。」
「あ、いやっ・・・。」
明日香は恥ずかしさに顔を下に向けてそれを見ないようにしていたが、吾作はそれを許さなかった。
「さ、しっかりこれを見てっ。欲しいんじゃないんですか。貴女のあそこが疼いているようですよ。貴女のあそこはもう湿ってきていて、パンティの真ん中には薄っすら染みが出来てますよ。」
「そ、そんなの嘘です。そんな筈はありません。」
両手を頭の後ろに当てる格好で膝と膝を開かされている明日香には自分の下着に沁みが出来ているかなど確認することも出来ない。しかし絶対にそんな筈はないと言い切れる自信もないのだった。
「自分の身体の反応に正直じゃないようですね。じゃ、こちらから命令します。さ、これを口に含みなさい。」
「え?」
「何度も言わせるんじゃない。咥えろって言ってるんだ。さあ、やれっ。」
「ああ、そんな・・・。」
しかし明日香には命令に抗うことは許されないのだった。
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