美人女医と看護師に仕組まれた罠
五十一
「さ、咥えろっ。」
それまで起きたことの衝撃で明日香はもう何も冷静に考えることが出来なかった。鬼塚に命令されると、ただそれに従ってしまう自分に何の疑問も抱けなくなっていたのだ。
明日香にしゃぶられた鬼塚のペニスはあっと言う間に充分な硬さに屹立していた。
「よし、もういいだろう。どうだ、縛られて犯されたいか?」
「お好きになさってください。やりたいように・・・。」
「なら縛ってやろう。さ、手を出すんだ。」
鬼塚は明日香の手と足をそれぞれ両側で縄を使って繋ぎ留めると大きく股を開かせて後ろに立つ。
「ああっ、す、凄いっ・・・。」
はちきれんばかりにきつく勃起したペニスはバイアグラを使った権蔵に犯される時以来なのだた。
明日香が目を覚ました時には当直室にはもう誰の姿もなかった。まだ全裸状態だったが、自分に身に付けさせられていた革のベルトや縄はどこにも見当たらなかった。服は自分で脱がされた時のまま、少し離れた所に落ちているのが分かった。
「そうだ。日菜子ちゃん・・・。」
慌てて床に落ちている下着と服を拾い上げて身に纏うと、昨夜連れてゆかれて日菜子に繋がされたリハビリー訓練室へ急ぐ。しかしそこにももう誰も居らず、日菜子が縛られていた痕跡も何も残っていないのだった。
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