妄想小説
思春期
五十五
「先生には、この教え子が今から処女を失うところをちゃんと目撃して貰うからな。」
「駄目よ、そんな事・・・。や、やめてっ。お願いっ。」
薫の願いも虚しく智花のスカートはするすると氷室の手でたくし上げられていく。そんな事をされても、智花は悲鳴を上げるでもなく俯いて辱めにじっと堪えている。
智花のスカートの端を腰の部分に押し込んでしまうと、露わになった白いショーツに氷室は手を伸ばす。
「やめなさい、そんな事・・・。駄目よ。」
「いいのよ、先生。わたしは先生がこんな男のいいなりになるのを止める為に来たんだから。」
「何を言ってるの、智花さん。いいわ。わかったわ。私が何でもするわ。あなたの言いなりになります。命令されれば何でもします。」
「ほら、やっと自分から何でもするって言い出したじゃないか。それなら今日の撮影を始めようかな。」
「ビデオでも何でも撮るがいいわ。その代り、この子には手出しはしないでっ。」
「それはお前の心掛け次第だな、先生。じゃあ、最初は縛ったままでも出来ることから始めようか。」
氷室はスポットライトを窓際の薫に向けて点灯させると、ビデオカメラを廻し始める。
「それじゃあ、生徒の目の前でフェラチオがどれだけ得意なのか、たっぷり見せてやるんだな。」
氷室は薫を括りつけた窓際の近くの机に飛び乗ると、ズボンとトランクスを一緒に膝まで下げる。その股間のモノは既にいきり立っている。
「さ、カメラに向かって口上を述べてから咥えるんだ。」
「わ、わかったわ。・・・。わたくし・・・、この学校の数学教師の井上薫は・・・、今からこの男の方のものを咥えさせていただきます。」
「男の方の何だって? はっきり言わなくちゃダメだろっ。」
「ああ、ちんぽです。薫は、この方のチンポをこれから咥えます。」
「やめて、先生。そんな事、言わないで。この人の言うことなんか聞く必要ないから。」
「いいの。智花ちゃん。黙ってみてて。さあ、咥えさせて。」
男が身体を反らせてペニスを突き出すようにすると、薫は口をすぼめてそれを咥えようと顔を近づける。
チュパッ・・・。
卑猥な音が夜の教室に鳴り響く。
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