麗花部室誘惑

妄想小説

思春期



 三十一

 「どうだ。両手の自由を奪われてしまった気分は・・・?」
 冷静に訊いているつもりなのに、つい自分の声が掠れそうになるのを抑えられない。
 「先生。わたし、何かとっても不思議な気分・・・。」
 そう言って麗花は自分の頬を純一の方に擦り寄せていく。その頬が純一のズボンの前に当たって、純一はどきりとする。
 「先生。先生のここ、硬くなってる。」
 目の前に自分に縛られた女の子が膝まづいて自分を見上げていた。その目は潤んでいるように見える。純一が麗花の肩に両手を優しく載せると、麗花は再び頬を純一の股間に擦りつける。それは屹立したその部分を探し求めているようだった。
 「先生。それ・・・、出してっ。」
 麗花がそれと言っているものが何か純一は直ぐに察した。自分でも何をしているのかもう考えることも出来ずに、気づいていたら少女を前にして大きくなり始めている自分自身を取り出していた。その肉塊に生温かいものが触れた。麗花の唇だった。やがて、その唇は少しずつ開いていって、ついには熱く滾る肉塊を口に含んだのだ。
 「ああ、そんなこと・・・しては・・・。」
 それから先は声にならなかった。
 「先生。キス・・・してっ。」
 少女の声は切なく焦がれているように聞こえた。純一は少女を優しくベンチの上に押し倒すと唇を奪う。少女の口で濡れてしまったペニスが捲れ上った短いスコートからはみ出している少女の柔らかな太腿に触れる。生の肌の感触が更に純一の理性を狂わせる。獣の本性を湧き立てられてしまった純一はもう何も考えずに少女のアンダースコートをずり下げていた。

 「あっ、しまった・・・。」
 いつもは冷静なセックスをする純一が、初めて本能のままに抱いた女の子の身体の中に自分の精を発出させてしまったのに気づいて思わず声を挙げてしまった。
 「先生。いいのよ。出しても。」
 それが(好きな先生だから)という意味なのか(安全日だから)という意味なのか純一は推し量りかねていた。自分の方が幼い少年であるかのような気がしていた。
 そおっと起き上がると、こっそりスコートの裾をめくってみる。しかし少女はそれに気づいていた。
 「先生。わたしのこと、処女じゃないと思ってる? 血は出てないでしょ。でもわたしは処女よ。処女だったのよ。先生に捧げたの。処女だって必ず血が出るわけじゃないなんて今時知ってるわよね。」
 益々純一は年上の女性に諭されているような気持ちになるのだった。

茉莉子顔

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