妄想小説
狙われていた新婚花嫁
五十七
「ユーカ。コッチヲムキナサイ。」
優香をもっと辱めるように、ジミーが自分の方を向くように命じる。しかし最早恥ずかしさはジミーに対するものではなくなってきているのを優香は感じる。
「ジミーっ。もっと命令して。もっと恥ずかしいことを私にさせてっ。」
ジミーは頷くと、手を取って優香をテーブルから降ろすと背中の手枷を外す。しかしそれは決して優香を解放する為ではなかった。ワンピースを裾から大きく捲り上げると優香の身体から抜き取る。既にショーツは奪われているので、丸裸の状態になってしまう。
「マドノマエニ、リョウテヲヒロゲテタツノデス。」
優香を晒し者にしようというのだった。
(ああ、そんな命令をするのね。)
そう思いながらも優香は窓の前のソファに向かっていた。
「どう? これでいいの?」
外から自分の裸の尻が丸見えになっているのを痛いように感じる。それなのに身体の中心はどんどん疼いているのだった。
「コンドハ、マドノホウヲムクノデス。」
優香が命じられた通りに窓の方に向き直ると、ジミーがやってきて、尻の間に手を割り入れる。尻の穴と会陰を通して陰唇にジミーの指が挿し込まれると、優香はもう身動き出来なくなる。
「ミンナ、アナタノコト、ミテマスヨ。ウレシイデスカ。」
「ああ、私、見られてるのね。ああ、淫らな私をみて。これが私の本当の姿なのよ。」
そう呟く優香は、自分の痴態に自分から酔いしれていくのだった。
完
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