妄想小説
狙われていた新婚花嫁
三十
それが暴発するのは、もう間近だと気づいてもそれを口から出すことは許されなかった。優香は観念した。突然、口の中が熱いもので充満する。咽返りそうになるのを必死で堪えて嚥下する。それでも唇の端からは白く濁ったどろどろのものが涎のように滴り落ちるのだった。
「オイシイデスカ?」
ジミーのその問いは屈辱でしかなかった。しかし、それは屈辱の始まりでしかなかった。突然、ジミーのいきり立ったそれからは別のものが迸り出始めたのだ。
「ううっ。」
顔面に激しい迸りを受けて、思わず顔を背けようとする優香だったが、それが許される筈もなかった。
(どうしてこんな事までされなければならないの・・・。)
屈辱感にさいなまれながらも、優香は不思議な昂揚感が沸き起こってきているのを不思議に感じていた。顔面からぽたぽた滴り落ちるゆばりを拭うことも出来ずにバスタブで立ちあがった優香は屈辱の言葉を口にするしかないのだった。
「お願い。これで終わりにしないで。わたしのあそこは疼いているの。」
ジミーはその言葉を待っていたとばかりに、乱暴に優香の首根っこを掴むとバスタブから引き出し、洗面台に向かって優香の顔を突っ伏させる。
ほんの今さっき出したばかりとは思えない復活のしようだった。洗面台に突っ伏して尻を突き出している優香を後ろから熱い棒が突き立ててきたのだった。
「ああ、いくぅ。いってしまうわ。ああ、凄い。もっと。もっとしてぇっ・・・。」
自分でも信じられない位の激しさで腰を振り続ける優香なのだった。
次へ 先頭へ