妄想小説
狙われていた新婚花嫁
五十三
「もういいわよ。」
裕也が振り向くと、佳織がゆったりとしたワンピースになってベッドの上に半分寝そべっている。膝を高くしているので、スカートの裾の奥の方が覗きそうになっている。
「ねえ、裕也クン。今日がこっちの最終日なんでしょ?」
「ああ、そうなんだ。もうすぐお別れだね。」
「裕也クン。真弓、お願いがあるの。」
「え?」
「もうこれで最後だと思うんで、思い切って言っちゃうんだけど・・・。私、裕也クンに縛って欲しいの。」
「え、縛るっ?」
目の前の、嘗ての憧れの人だった真弓そっくりの佳織を縛るという事を想像して、裕也は自分の下半身のモノが硬くなってくるのを感じる。
「私、前に言ったけど。こっちに来てすぐの時に男の人に犯されそうになったの。憶えてる?」
「あ、ああ・・・。」
「その時以来、男の人が怖くなって・・・。男性恐怖症っていうのかしら。男の人と二人きりになると心臓がどきどきしてきて、身体が震えてしまうの。でも、裕也クンと出会って、初めてそうならなかったの。だから今なら、男性恐怖症を乗り越えられそうな気がするの。裕也クンに縛られて、前に犯されそうになった時を再現させて・・・。その・・・、裕也クンに抱いて貰ったら、乗り越えられそうな気がするの。」
佳織の思いも掛けなかった告白に、裕也は股間のものを益々膨らませていく。
「ま、真弓さん・・・。いいんだね。」
そう言った時には、傍に既に用意してあったらしい、綿のロープを手にしていた。
「ああ、縛って。裕也クン・・・。」
「ああ。さあ、手を出すんだっ。」
裕也も完全に興奮してきていた。ベッドに乗り上がると、佳織を抑え込んで乱暴に両腕を背中に回させる。佳織は逃げようと暴れる振りだけで、たやすく裕也に掴まってどんどん縛り上げられていく。それに連れて、足をばたばたさせる佳織のスカートの裾がどんどんめくれ上がっていく。佳織の白い腿が露わになると、裕也は完全に我を失っていた。ズボンを脱ぎ捨てると、ペニスは完全に勃起して反り上がっていた。
「ああ、私、裕也クンに犯されてしまうのね。」
「ああ、そうだよ。ボクのものになるんだ。」
裕也は佳織の身体を仰向けにひっくり返すと、スカートの中に手を突っ込んでショーツを引き摺り下ろす。そのまま両脚を抱えるように高く持ち上げると、もうすっかり濡れている陰唇が丸見えになる。
「いくよっ。」
裕也は濡れそぼった佳織の身体の中心に、自分のいきり立った分身を割り入れる。
「ああっ・・・。いいっ。」
「気持ちいいよっ、真弓さん。ああ、イッてしまいそうだ。」
「まだっ。まだ、駄目よ。もっと突いて。もっと突いてちょうだいっ・・・。」
ペニスを奥まで挿しこまれた佳織の方も腰を振って待ち構える。
「もっと乱暴にしていいんだね。いくよっ。それっ・・・。」
「ああ、いいっ。おかしくなりそうっ・・・。いってぇ。いって、私の中に出してぇっ・・・。」
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