優香後ろ手錠

妄想小説

狙われていた新婚花嫁



 五十六

 「リョウテヲ、ウシロニダシナサイ。」
 (縛られるのね。)
 それはしかし最初から優香が期待していたことだった。ジミーが用意してきた手枷を優香の両手に嵌めると、文字通り何も抵抗出来ない姿になる。
 優香はジミーの手が自分のスカートの中に忍び込んでくるのを黙って見守る。その手が優香のショーツの端を掴むと、そろそろとゆっくり引き下げていく。
 「ああっ。」
 脱がされていくことに快感を感じながら、優香はつい声を立ててしまう。ジミーが足首を掴んで片方ずつショーツを抜き取るのに、優香は素直に従う。
 「ソノママ、ソコニシャガミナサイ。」
 パンティを奪われたまま、優香はしゃがむことを命じられる。

優香テーブルしゃがみ

 短いワンピースが割れて裾の奥が覗きそうになってくる。しかし優香には裾を直すことも出来ない。
 「モット・・・。モット、アシヲヒライテ。」
 (ジミーの非情な命令に従うことにどうしてこんなに快感を感じるのだろう・・・。)
 そんな事をちらっと考えながら、言われた通りにしゃがんだままで脚を開く。

陰唇汁垂らし

 その時、何かが自分の鼠蹊部を伝って流れ落ちたのを優香自身も感じ取っていた。
 (ま、まさか・・・。)
 「オー、イヤラシイ。シルガタレテマス。」
 ジミーのまさかの言葉に自分の耳を蔽いたくなるが後ろ手の手錠がそれも許さない。垂れているものが何なのか、怖ろしくて自分でも確かめて見ることは出来なかった。
 (ああ、私はなんて淫乱で、いやらしい女なのだろう。ああ、これが本当の私なのだわ。)
 優香はジミーに見られる恥ずかしさよりも、自分の内面の淫らさに酔いしれていた。

優香

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