妄想小説
狙われていた新婚花嫁
十八
どうやって裸にされたのかも思い出せないが、いつのまにか男の前で全裸になっていた。
手枷に繋がれた両手を高く上げて無防備な体制を取り、男にされるがままに脚を大きく広げて男が侵入してくるのを待っていた。
(もう我慢が出来ないっ。早くっ・・・。早く犯してっ・・・。)
その期待に身体の中心に硬いモノが押し当てられたと感じた次の瞬間には自分の身体が大きく割り裂かれるのを感じとっていた。
(お、大きいっ・・・。そして硬いっ・・・。)
それは予想を遥かに超えた怒張だった。処女ではないのに、初めて経験する男の凄さだった。
「いいっ・・・。いいわっ。もっと・・・。」
思わず声を挙げてしまっていることに優香自身気づいていなかった。
(もう、どうなってもいいわ。このまま、わたしをイカせてっ・・・。)
そんな優香の思いが通じたかのように、男は一旦深く突き刺したモノを抜き取ると、優香の裸の腰を掴んで起き上がらせる。優香は手枷で括られた両手を丸テーブルに突っ伏すようにすると、尻を男に向けて高く持ち上げた。トドメの一撃はその尻を割り開くように侵入してきた。
(ああ、壊れちゃうっ・・・。)
そう心の中で叫びながらも、優香自身が男のピストン運動に合せて腰を振り続けていた。
(ああ、いくぅ・・・。いっちゃう・・・。)
最後がどのようにやってきたのか優香は憶えていなかった。気づいた時には部屋の中に居たのは優香一人でベッドに全裸で俯せになっていた。目隠しのアイマスクも、両手首の枷も何時外されたのかも判らないほどだったが、痺れる股間の余韻を自分の指で慰めながらベッドから立ち上がれずに突っ伏して居たのだった。
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