留守番 完結編



風呂場強制洗い

 九

 「お願いです。シャワーを使わせてください。」
 美鈴は汚れた下半身を早く清めたかった。
 「いいだろう。行って来な。」
 「あ、あの、縄を解いてください。もう、逃げませんから。」
 男はしかし、美鈴が密かに懼れていたように、大きく首を振った。
 美鈴は仕方なく、縛られたままシャワールームに入ると、背中でコックを捻った。鍵を掛けようとしたが、男が付いてきて、そうはさせなかった。

 強い水滴を剥きだしの性器に直に当てた。両手を縛られているので、内股まで洗うことが出来ない。男の見ている前で脚を曲げて大きく股を広げなければならなかった。それは美鈴のようなお嬢様のする格好ではなかった。しかし男は明らかにそれを楽しんで見ていた。
 洗い終わってシャワールームを出ようとする美鈴の前に男が立ちはだかっていた。
 「ちょっと待ちな。二度と逃げ出したりしたくならないようにしておいてやる。」
 「な、何をしようと言うのですか?」
 「その股の毛を全部剃り落してやるのさ。」
 「い、嫌です・・・。そんな事っ。」
 しかし両手の自由を奪われている美鈴には抗う術はないのだった。男に二の腕を掴まれると、シャワールームの床に押し倒され、股を大きく広げさせられてしまう。

剃毛

 ジョリッ。ジョリッ。
 男が手にした剃刀がシャボンを塗り込められた股間を滑るように動いていくと、見る間に大事な部分が綺麗に剃り落されていく。
 「さて、拭いてやろうか。え、お嬢さん。」
 「け、結構です。」
 しかし、男はもう既に手にタオルを持っており、逃げようとする美鈴を素早く捕らえた。タオルが股間に通され、つるっとなってしまった素股と白い膨らんだ尻が、執拗なほどまさぐるように撫で回されたのだった。
 「さ、縄を解いてやるから服を脱ぎな。」
 そう言って男は美鈴の両手首を縛っている縄を解き始めた。後ろ手に縛られていた為にシャワーを浴びるといっても下半身に当てただけだった。それでも飛び散った水滴の為に上着は結構濡れてしまっていた。両手が自由になると、美鈴は濡れてしまったセーラー服の上着を脱ぎ捨てる。下半身はずっと裸のままだったので、もはや上半身を脱ぐのに抵抗はなかったのだ。
 「脱いだ服はそこの洗濯機の中に入れておきな。全自動のようだから後でスイッチは入れておいてやるぜ。」
 外で肩を突いて尻を上げさせられていたので、脱いだセーラー服は泥まみれだった。美鈴が洗濯機の中に突っ込もうとすると、既に外で剥ぎ取られたセーラー服のスカートが何時の間にかもう放り込んであった。
 「あ、あの・・・。部屋へ着替えを取りに行っていいですか?」
 「ふん。お前の着替えだったらもう持ってきてやったよ。ほらっ。」
 そう言って男は素っ裸の美鈴の前に白っぽい布の塊りを放り投げてきた。

美鈴

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