留守番 完結編
五
男の手が美鈴のセーラー服の裾に掛けられた。美鈴は憐れみを乞うように男を見上げた。しかし、男はそんな姿に余計に欲情をそそられたようだった。
ゆっくりとセーラー服のスカートが持ち上げられていく。それにつれて、美鈴の締まったふくらはぎ、きれいな膝小僧、白くむっちりした腿が順番に剥きだしにされていく。
美鈴は殆ど泣きだしそうな顔をして唇を噛みしめ、この辱めに耐えている。
もう少しで美鈴の下穿きまで見えてしまいそうなところで、男の手の動きが止まった。
「君のパンティは何色だい。」
「・・・。」
「答えろ。答えなければ、君のスカートを捲って見るぞ。」
「い、いや。やめてください。」
「じゃ、正直に答えるんだ。」
「・・・・。」
「そうか、スカートをめくって欲しかったんだな。」
「やめて、お願い。・・・し、白です。お願いだからスカートを放して。ロープを解いてください。」
「そのパンティは何時から穿いているんだ。」
「・・・ゆ、ゆうべからです。・・・ど、どうしてそんな事聞くのですか。」
「パンティの裏側がどれだけ汚れているかと思ってね。」
男の非情な言葉を聞いて、美鈴は耳元から真っ赤になった。
「ま、まさか。・・・ね、ね、お願いです。そんなこと、止めてください。そ、そんなところを見られたら、わたし生きてゆけないわ。」
「へえーっ。じゃあ自分のが今どんなに汚れているか自覚してるって訳だ。さっき散々あそこを揉まれて随分よがっていたからな。」
「そんなことありません。・・・ひ、酷いわ。抵抗出来ないのをいいことにしたい放題わたしを虐めて、・・・どうして、私をこんなに辱めるの。」
「君が綺麗で、上品そうで、辱め甲斐があるからさ。ふふふ。」
男は美鈴を繋いでいる縄をシャンデリアから外した。
そして、もう一本のロープを持ってくると美鈴の首に掛け、首輪のように括りつけた。それからロープのもう一方の端を手繰り寄せ、美鈴の目の前のブロンズ像の股間に通した。男がロープをゆっくり手繰っていく。美鈴は首が締まってしまうので、男の引っ張られるまま従う他はない。
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