留守番 完結編



戸外放置

 八

 「さあ、ここで咥えて奉仕しろ。」
 男はそう言うと、ズボンのチャックを下ろし、一物を取り出した。ここで逆らう訳には行かなかった。美鈴は目をつぶって男のものを口に含んだ。
 柔らかい肉の塊がどんどん硬く、大きく膨らんでくるのが分かる。男に命ぜられるまま美鈴は吸ったり、舌で舐めあげたり様々な奉仕をさせられた。それとともに、自分の秘所が次第に潤んでくるのを禁じ得なかった。
 突然、男は美鈴を押し倒すと、尻を持ち上げてその中心にいきり立った男根を突き立てた。
 「あうっ、・・・。」
 思わず大きな声を立てそうになるのを美鈴は必死で堪えた。両手を縛られているので、顔を地面に擦りつけるようにしてやっと這いつくばっている。そこへ男は容赦なく硬くなったモノを突き立てる。美鈴の長い髪はしっとり濡れた芝生にまみれている。
 ようやく男は、深い溜息とともに果て、ぐったりした男根を抜き取った。
 「立て。」
 男は美鈴に命令する。
 惨めな思いに打ちひしがれながら、美鈴は立ち上がった。股間から、男の精液が雫となって内股を伝って流れ出る。立ったままでも美鈴の恥ずかしい割れ目にザーメンがこびり付いているのが一目で分かる。
 「脚を広げろ。」
 言われたとおりにするしかなかった。
 「そのままの格好で、おしっこするんだ。するまでは家に入らせてやらない。嫌ならその格好で表の通りに突き出してやる。」
 美鈴ははっとした。犯されたせいなのか、さっきから尿意を覚えていた。それを男に悟られたのかと思った。男の目の前に立ったままするなどとは顔から火が出るほど恥ずかしかった。しかし、もう長く耐えられそうもなかったし、他にどうすることも出来なかった。恥ずかしがるより先にもう充分辱められていた。
 目をつぶって、顔をしかめ、男から目をそらして唇を噛んだ。美鈴の剥きだしの割れ目から黄色い液が湯気を立てながらほとばしり出た。一旦出だすと、もう止められなかった。広げた脚の間に音を立てて、そして一部は内股を伝って流れていった。
 「気持ち良かったか。はっきり言え。」
 「は、はい。・・・気持ち、良かった、です。」
 そう言わなければ、またどんな嫌がらせをされるか分からない気がした。
 「もう逃げないか。」
 「はい、もう逃げたり致しません。」
 「よし、屋敷に戻れ。」
 美鈴は泣きながら屋敷のほうへ歩いた。もう誰に見られてもいいから大声で助けを求めたほうがいいような気も一瞬はした。が、しかし、自分の惨めな下半身の姿、とりわけ剥きだしの性器を見ると、それは出来なかった。

美鈴

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