妄想小説
女敏腕警護官への逆襲
五十二
「ふふふ。こりゃあいい画が録れたぞ。何せ現職外務大臣が女を鞭打った上で、裸にして縛って犯すんだからな。しかも犯されてる女は公安の敏腕捜査官とくれば文句なしだな。こんなのが世間に出回ったら、政権は一発で終わりだな。」
大臣は思いのほか縛った女を後ろから犯すことに夢中になって、とうとう果てるまで冴子の尻を放さなかったのだった。
「うーっ、ああふっ。」
久々の射精の気持ち良さに酔いしれながら、大臣が萎え始めたペニスを四つん這いの冴子の陰唇から抜き取ると、白濁したスペルマがまだ糸を引いていた。
「ティ、ティッシュを呉れんかね。」
見物していた男たちに大臣が頼むと、一色は冷たく言い放つ。
「そこの女の口で拭って貰うんだな、大臣よ。」
「え、いいのか? 君、口でここを綺麗にしてくれるかね。」
大臣が調子に乗っていると思った冴子も冷たく言い放つ。
「大臣。あまり調子に乗らないほうが身の為ですよ。もう充分でしょ。今までの行為は全部彼らに録画されているんですからね。」
「え、何だって・・・?」
冴子に言われて辺りを見回してみて、初めてビデオカメラが自分の股間を狙って一部始終を録画していたことに気づいたのだった。
「き、君・・・。何を撮っているんだ。そんなの聞いてないぞ。」
「いや、別に断る必要はないと思ったんでね。女を鞭打つシーンからフェラチオさせて勃起したところで女を後ろから犯すところまで・・・、いやザーメンを垂れ流しながらペニスを引き抜くところまでしっかり録らせて貰いましたよ。こんなの見たら、野党の女議員たちは何て言いますかね。」
「き、君っ・・・。脅しているのか?」
「次期総理候補との呼び声も高いアンタの政治生命ももうこれで終わりだね。」
「な、何ということを・・・。」
「この映像をばら撒かれたくなかったら、明日言うとおりに会見を開くんだな。会見の場所はこっちでセッティングしてやる。」
「な、何を会見しろって言うんだ。」
「ナディア公国との協力の話は全部破棄することにしたとはっきり明言するんだ。」
「何を言っている・・・。そんな事、出来る訳ないじゃないか。そんなことしたら我が国の信用は丸潰れじゃないか。」
「そしてアンタに対する官邸、与党、そして国民からの信用もね。さ、どっちを選ぶ? ビデオの公開と、会見を。もっともアンタには選択権はないんだがね。さ、あっちの部屋で明日の会見の原稿読みの練習をしようじゃないか。おい、大臣を部屋へお連れするんだ。」
屈強な男二人が大臣を両側から抱えて隣の部屋に連れていくのだった。
「さて、女。ああ、冴子だったな。アンタは俺にした仕打ちと同じ目に遭わせてやるから会見が終わるまであの間抜けな部下と一緒に監禁部屋で柱に繋がれているんだな。会見が終わったらいよいよお愉しみの本格的な調教を始めてやるから楽しみにしてな。おい、この女と部下の男を監禁部屋に連れていって柱に手錠で繋いでおけっ。」
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