妄想小説
女敏腕警護官への逆襲
三十七
「あーら。アンタったら、オシッコ洩らす粗相をしたんで紙オムツを当てられちゃってんの。恥ずかしくない、そんな格好?」
様子を見にやってきた朱美と呼ばれたらしい女は、冴子の陰毛を剃り上げたあの時の女だった。
「恥ずかしくない訳がないでしょ。同じ、女の貴女だったら分かるでしょ。男たちの前でこんな格好させられたらどんな気持ちか。」
「あら、アンタ。しおらしくしてるのかと思ったらまだそんな生意気な口、効くのね。だったらこうしてやるわ。」
「あううっ。い、痛いわっ。やめてっ・・・。」
「何よ、その上から口調は。どうかお赦しくださいでしょ。」
「ううっ・・・。ど・・・。ど、どうか・・・、お、お赦し・・・くださいっ。」
「いい? お前は性奴隷なんだからね。ご主人であるアタイに対する口答えにはもっと気を使うんだね。いいかい、明日大事な襲撃が終わったら今度は本格的な調教だからね。」
「な、何をするつもりなの?」
「お前を完全な性欲の虜にしてマゾ女に仕立ててやるのさ。」
「何をされたって、そんなものになるものですか。」
「さあ、どうかしら? あそこにずいきと山芋を擦った汁をたっぷりと塗られるんだよ。すぐに地獄の痒みがやってきて、お前は悶え苦しむのだよ。痒みに堪えられなくなったら鞭打ちで痒みを忘れさせてやるのさ。その後、痒くて堪らないおまんこにバイブを嵌めて慰めてやるのさ。あれを続けられると、誰でも毎日ちんぽを挿して貰わないと我慢出来ない性欲の虜になって鞭を欲しがるマゾ女に仕立てられてしまうのさ。」
「な、何て酷いことを考えるの・・・。」
「ちんぽを欲しがってせがむお前の顔が早く見てみたいものだね。」
そう言うと、朱美も最後は手出しの出来ない冴子の頬を一発平手で打ち据えると冴子のを置いて去っていくのだった。
同じ頃、菱田外務大臣の別邸ではナディア公国との会談を無事終えた大臣が軍用ヘリで自国へ戻るナディア公国の国務大臣を見送ったばかりだった。秘密裏の会談を無事終えた大臣は翌朝早くに官邸へ戻ることになっているので、その護衛の作戦を機動隊や県警察の幹部と調整しているところだった。冴子から不在の間は現場の総指揮を任されていた杉本雄太はナディア国に雇われたエージェントの一色から内密に話したいからと呼ばれたのだった。
機動隊や県警察との打ち合わせの席を外した雄太は一色と二人だけになれる場所へと移動する。
「どうしたんですか、一色さん。」
「ああ、実はこちらの情報部が手に入れた情報によると一条冴子捜査官はこちらに戻る途中で敵国のスパイ達に拉致されたらしいのだ。」
「え、何ですって・・・?」
「これがその情報に載っていた画像なんだが・・・。」
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