妄想小説
美教師を奈落に貶める罠
四十二
「縄もちゃんと用意してあるのか。へへへ。じゃ両手を後ろに回しな。」
あっと言う間に薫は両手を後ろ手にされ胸の周りにも乳房を絞り出すように縄が回される。
「ああ、後ろからしてっ。」
「へっ。後背位がいいのか。じゃ、俯せになって尻をあげな。ふふふ。そうだ。その格好だ。」
「ああ、いいわ。突いてっ。もっと深くぅ・・・。」
約束通り、権藤は一時間が経過する前に薫の膣内で果てることが出来た。縄を解いて貰いながら、さり気なく隣の美術準備室へ繋がる扉の小窓に人影が動いたのを盗み見る。
「ああ、良かったわ。普段、絶対に出来ないような場所でするのってスリルがあって燃えるわ。一度、学校の中でしてみたかったの。今度はまた別の場所でしてみたいわ。」
「俺はあんまり危険は冒したくないのでな。捕まるようなことは不味いからな。」
「じゃ、安全ないい場所こんど探しておくから。」
「先生。アンタ随分変わったなあ。性の快楽に開眼したようだな。完全にスキ者の範疇だな。」
権藤も薫の変貌ぶりに惧れをなし始めていたのだった。
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