妄想小説
美教師を奈落に貶める罠
十二
(うっ。こ、こんな短いの・・・。これじゃ、殆ど裸同然じゃないの・・・。)
「何だ、その目は? 嫌なら別に着なくたっていいんだぜ。俺だって別に貸したくて貸してやってる訳じゃないからな。」
「あ、いえっ。こ、これで結構です。ありがとう・・・ございます。」
「だったらさっさとパンティ脱ぎなl。」
「パンティまで調べるんですか?」
「当たり前だ。万引き犯が着用していたものは全て調べるって決まりになっているんだ。」
「わ・・・、わかりました。」
薫は仕方なく男から借りたTシャツの裾を出来るだけ下に引っ張って片手で抑えながらパンティを足から抜き取るのだった。男が手を伸ばしている方へ脱いだばかりの下穿きを渡さなければならないのは堪えがたい屈辱だったが、ここで逆らってはもっと酷いことになりかねないと大人しく従うのだった。
男は薫からパンティをひったくるようにして奪い取ると丹念に銘柄を調べた後、裏返して内側まで舐めるように調べるのだった。不必要な筈の調べ方までされていると分かっていたが、それを咎めることも出来ず恥ずかしさにただ俯いているしかなかった。
「さてと、これだけ全部調べるとなるとちょっと時間が掛かるからな。もう一度手錠で繋がせて貰うぜ。」
そう言うと男は強引に薫の片方の手首を掴むと、手にしていた手錠を再び薫に掛けてしまう。
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