フェラ志願

妄想小説


美教師を奈落に貶める罠



 二十三

 「あ、あの・・・。く、口に・・・、口で貴方様のものを咥えさせてください。気持ちよくなるまでご奉仕いたします。いえ、ご奉仕させてください。」
 「じゃ、やってみな。」
 薫には男が最初からこうさせることを考えていたのではとちらっと思ったが、とにかく鞭を許して貰うことしかもはや頭で考えることが出来なくなっていた。

薫フェラ

 チュパッ。チュパッ。
 薫は男のモノを咥え込むと必死で男をいかせようとする。最初は少し垂れさがっていた陰茎だったが、薫の口の中で完全に屹立して、今にも爆発しそうになる。
 「う、ううっ・・・。」
 男が絶頂を迎えようとしているのが薫にも分かった。一旦、口から吐き出しそうになったが、男の手が薫の後頭部を抑えてそれをさせまいとする。薫は口の中に果てさせられるのを覚悟した。
 「あああっ。」
 熱いものが薫の口の中いっぱいに広がるのが感じられる。それでも怒張を口から抜き取ることは許されなかった。

 男は薫が自分の精を最後まで吐き出さずに全て嚥下するのを見届けてから漸く立ち上がった降ろしていた下着とズボンを穿き直すと、薫に手錠を掛けたままで部屋を出て行ってしまった。股下ぎりぎりまでしかないTシャツ一枚しか羽織っていない格好では自分で外に出ることは出来ない。男が服を持って戻ってくるのを待つしかなかったのだ。しかし男が薫の服を持って戻って来るまでにそれほどの時間は掛からなかった。男がやっと後ろ手の手錠を外してくれたので、急いで薫も着衣を纏う。
 「ねえ。盗品かどうか調べる為に私に衣服を脱がせたというのは嘘なんでしょ? ただ私を裸にしたかっただけなんじゃないの?」
 「やっとわかったのかい、先生よ。じゃこれからは面倒な芝居はせずに済むってことだな。」
 「芝居? 万引き犯の尋問とかいうのも嘘なのね。」
 「尋問は半分嘘かな。しかしアンタが万引きをしたっていうのは事実だし、俺が万引き犯を懲らしめなくちゃならないってのも本当だ。アンタはこれから先、万引きの罪を償う為に俺に呼び出される度にここへ来て、俺に奉仕しなくちゃならない。これは嘘ではない事実なんだよ。」
 「もう嫌よ、こんなこと・・・。」
 「そんな事言える立場だったっけ? アンタが万引きをしたって証拠のビデオはおろか、その事を警察や学校に内緒にして欲しいって頼み込んで、そのために俺にフェラチオまでしたのは全部ビデオに録ってあるんだぜ。」
 「うっ、ひ、卑怯よ。それで私を脅すつもりなのね。」
 「ほれっ。いいものを持ってきてやったぜ。今度ここへ来るときの衣装だ。」
 男はそう言ってなにやら黒っぽい小さな布切れを投げて寄越す。
 「いいか。今度俺に呼び出されたら、その衣装を身に着けてくるんだぜ。じゃ、今日は帰っていいからな。」
 男はそう言うと悠然と部屋を出ていってしまう。男が放り投げた布切れを拾いあげてみると、それはTシャツと同じくらいの丈しかないボディコンの超ミニワンピースなのだった。

 次の日の朝、ホームルームでは最後列にふんぞり返って座っている氷室恭平の顔を薫はまともに見ることが出来ず、ずっと視線を逸らしていた。ホームルームを終えて廊下に出た薫を今度は恭平の方が待ち受けていた。
 「先生。今度は俺のほうから呼び出しを掛けさせて貰うぜ。今日の昼休み、例の第四校舎の屋上で俺を待っているんだぜ。わかったな。」
 恭平の呼出を無視することは薫には出来ないのだった。

kaoru

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