尿瓶辱め

妄想小説

美人アナ なな実が受ける罰


 五

 あまりの辱めのショックに暫くは放心状態で目も虚ろだった。そんななな実を更に辱めるかのように男はたっぷりと小水の入った尿瓶をなな実の腋の下のすぐ横に置く。なな実には最早それを咎めるだけの気力も残っていなかった。
 その時、ふとなな実の真正面の壁に赤い光が灯っていることに気づく。
 「え、何? あれ・・・、まさかビデオカメラじゃないでしょうね。」
 男は仮面の下でせせら笑うかのように無言でなな実を見下ろしている。
 「撮ったの。私が粗相をするところを・・・。え、それで尿瓶をここに晒しているの。やめてっ、そんな事。どれだけ私を辱めれば気が済むの?」
 なな実は悔しさに目から涙が零れる。

 「ねえ、もう気が済んだでしょ。この手錠を外してよ。」
 撮影されてしまった自分の恥ずかしいシーンの事については後で交渉することにして、とにかく早く自由の身になりたかったなな実は男に訴える。しかし、男は手錠を外すつもりは毛頭ない雰囲気だった。そればかりか、ひと仕事終えたとばかりに一旦部屋を出ていくのだった。
 男が戻って来た時に、手にしていたものを観てなな実は血の気が引いて蒼くなる。男が手にしていたのは泡立てたシャボンが入っているらしいピッチャーのような容器とTの字になった剃刀だったからだ。そのふたつをなな実が括り付けられているベッドの脇に置くと、もう一度部屋を出てゆき、湯気が立つ洗面器とタオルを持って入ってきたのだった。男の意図はすぐになな実にも察することが出来た。
 「まさか・・・。まだ、そんな事をしようっていうの?」
 なな実はこれから自分にされようとしていることを想像して無念さに唇を噛みしめる。
 狼男はタオルを湯のたっぷり入った洗面器に浸すと、軽く絞ってからなな実の無防備な股間に押し当てる。
 「熱っ。何するのよ。」
 しかし狼男は何も答えない。じっくりと熱いタオルを押し当てて充分に股間の恥毛部分を蒸らすと、やおらシャボンの入った容器から刷毛を取出し、なな実の股間にシャボンを塗りたくっていく。
 「い、嫌よ。やめて・・・。そんな事。」
 しかし狼男はなな実の悲痛な叫びに耳を貸す様子もなく、ひたすらシャボンを塗り続ける。やがて男は刷毛をシャボンの容器に戻すと傍らの机の上に置く。そして代わりに取り上げたのはT字型になった剃刀だった。

  次へ   先頭へ




ページのトップへ戻る