仰け反り手付き

妄想小説

美人アナ なな実が受ける罰


 二十八

 結局、なな実は次の回もエクササイズのコーナーに出ざるを得なくなったのだった。しかも渡されたのは、これまでより更に短いスカートだったうえに、更にきわどいポーズまで取らされたのだった。

 なな実はニュース・ワイドのエクササイズコーナーを担当した後、アナウンサ室には戻らずずっとアナウンサ控室に篭りっ放しだとスタイリストの安東マツに聞いていたので藤森はそちらの方へ行ってみる。
 「あ、なな実ちゃん。ここに居たのか。もうすぐ夕方の報道ニュースの時間だろ。今日最後の出番だろ?」
 「ああ、藤森君。ちょっと落ち込んでいたの。これから先もあんな格好でテレビに出続けるのかと思うと・・・。」
 「いや、なな実ちゃんは身体が柔らかいから、ああいうの向いてるよね。あ、それにパンチラを心配してるんだったら、大丈夫。あのコーナーは僕が特別にディレクターをやるよう局長から言われているから、絶対パンツが映らないようにカメラの切替やってるからさ。」
 「え、ならいいんだけど・・・。」
 「まだ、本番までちょっと時間あるよね。ちょっといいかな。」
 「え、何?」
 「ちょっとついてきてくれる?」
 そう言って、藤森は同じ階の普段は会議などに使われている部屋になな実を連れ込む。秘匿性の高い話題の会議もやることがあるので、会議室のドアは内側から鍵が掛かるようになっている。なな実を部屋に招じ入れると、さり気なく藤森は後ろ手で、会議室の錠を内側からロックする。

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