妄想小説
モデルになった美人ホステス
十三
「それじゃ、いいかい? 両手を後ろに回してっ。縛るよ?」
「お願いします、先生。」
劉邦が手首に巻き付けていく縄の感触が感じられると、美沙子は気絶する前の感覚が次第に戻ってくるのを感じる。
「ああっ・・・。この感触っ。」
美沙子は今度はバイブを股間に当てられている訳でもないのに、すでに興奮し始めていた。
「先生っ。今度は私の着物の裾を割り裂いて、股間に手を当てて頂けませんでしょうか?」
美沙子は劉邦が了承する前から両脚を大きく開いて裾を自分から割り開き、脛から次第に太腿へと肌を露わにしていく。
「先生っ。お願いです。あ、あそこに・・・。あそこに手を伸ばしてくださいっ。」
「いいのかね、美沙子クン?」
「ああ、先生っ。お願い。お願いです。あそこに・・・。」
劉邦はおそるおそる美沙子が裾を肌蹴ている着物の奥に手を伸ばしていく。
「あ、そこっ・・・。ああ、指を・・・、指を挿してぇっ・・・。」
劉邦の指の先が美沙子の陰唇の入り口を探り当てるや否や、美沙子は顔を大きくのけ反らせて激しく身悶える。
「ああ、いいっ。いいわっ・・・。挿してっ。もっと、奥まで。もっと奥まで挿してくださいっ・・・。」
劉邦は美沙子の陰唇に指を突っ込んだまま、手のひらを返して上向かせるとクリトリスの裏側をなぞり上げる。
「ああっ、駄目っ。ううん、駄目じゃない。もっと。もっと、そこをなぞりあげてっ・・。」
既に美沙子は半狂乱になっていた。劉邦の指先が一番敏感な部分をなぞり上げる愉悦におのれを自制することも忘れていた。
「ああ、いいよ。美沙子、その表情だ。その表情をよおく頭に刻み込んでおくのだ。」
「せ、先生っ。この表情なのですね。ああ、わかりました。ああ、いいっ・・・。」
劉邦が美沙子の陰唇から指を抜き取ると、その表情を逃すまいと必死にスケッチブックに向かって今観たばかりの美沙子の恍惚とした表情を写し取っていく。美沙子は劉邦の指の動きがもたらした愉悦の余韻に浸りながら、劉邦が求めていた表情はこれなのかと思いながら自分を曝け出していたのだった。
劉邦が美沙子の陰唇から手を引き抜いてから次第に美沙子は冷静になっていく。劉邦の方は今観たばかりの美沙子の表情をスケッチブックに描き写していくことに必死になっている。しかし和装の劉邦の股間は明らかにあの部分が屹立しているのが美沙子にも手に取るように分かる。
「先生っ。私ばかりが気持ちよくなって申し訳ありませんでした。先生も感じておられるのですね。どうか、私を犯してくださいませ。」
「い、いや・・・。私には出来ぬのだよ。以前のことを憶えているだろう。私の齢ではもう無理なのだよ。」
「ああ、先生っ。でしたら、私がご奉仕致します。中折れのことなどお気になさらないでください。私がこの口でご奉仕いたします。」
そう言うと、美沙子は両手を後ろ手に縛られたまま劉邦に近づき股間に顔を埋める。美沙子の催促に劉邦も着ていた和服の裾を絡げ、褌を緩めて屹立していた男根を解放するのだった。
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