妄想小説
超力戦隊 オーレンジャー 樹里を貶める奸計
三十九
「やっぱり細くて柔らかそうね。」
「こういうものじゃないのか?」
「貴方も私にフェラチオをさせた時のデクスターのあそこを見たでしょ?」
「確かにあの時のデクスター様のあそこは硬そうで普段より随分大きかったな。」
「ああいうのを勃起というのよ。」
「どうすれば、勃起するのだ?」
「うーん。例えば私のパンツを脱がしてその中を見るとか・・・?」
「ならば、ちょっと脱がしてみるか。」
「・・・・。じゃ、いいわ。このままでいいからパンツを膝の方まで持ち上げてみて。」
「どう? 私の毛を剃られた割れ目を見てあそこが大きくなってきた?」
「ふうむ。さっぱりだな。デクスター様のようにはならんなあ。」
「やっぱりね。頭の回路に脱欲望プログラムが仕込まれているせいよ。それをリセットしなければ性欲を蘇らせて勃起させることは出来ないわ。」
「どうやったら、その脱なんとかというやつをリセットすることが出来るのだ?」
「そうだわ。さっき貴方がいじっていた機械があったでしょ。パワーブレスというのだけれど、あれならプログラムをリセットさせることが出来るわ。」
「そ、そうなのか。しかしさっきからずっといじってたんだが、うんともすんとも言わんのだ。」
「それはもしかしたら安全装置が働いて自動スリープモードに入っちゃったんだわ。再起動させないと・・・。」
「再起動? どうやったら再起動出来るのだ?」
「パラノイア人には出来ないのよ。パワーブレスには人間の脈拍を感知して自動認証させる機能が付いているの。人間の腕に一旦嵌めてリセットボタンを押さないと再起動しないわ。」
「お前の腕に一旦嵌めれば再起動出来るのだな?」
「そうよ。どうせ、私は両手を手枷で繋がれていて何も出来ないから、自動認証させて再起動させるだけなら私にはそれを嵌めても何も出来ないから、試しにやってみたら?」
「本当だな? 俺を騙しているんじゃないだろうな。このパワーブレスを再起動出来たら、俺の脳から脱欲望プログラムをリセットさせることが出来るんだな?」
「そうよ。試してみたら。私の腕に嵌めるだけならこうして縛られて吊られているままでも出来る筈だから。」
「よし。じゃ、お前の腕に一旦嵌めてみよう。さ、こうだな。で、どうやって再起動させるんだ?」
「再起動ボタンだったら自分で押せるから大丈夫。ほらっ。」
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