妄想小説
超力戦隊 オーレンジャー 樹里を貶める奸計
十
「あ、桃っ・・・。な、なんて卑怯なの。」 両手を縛られた桃がスカートを捲り上げられてショーツを露わにさせられている映像が磔にされた樹里の眼前にも映し出される。そんな映像を見せられたら、オーグリーンの昌平もオーブルーの裕司も逆上して冷静ではいられなくなってしまうに違いなかった。
「もうじき、お前等と同じようにレーザービームを浴びせられて動けなくなった二人もこちらへ連行されてくる筈だ。そしたら今度はお前が一番慕っているオーレッド隊長、星野吾郎の番という訳さ。あの隊長はお前、オーイエローが辱められている様子を観るのが最も冷静で居られなくなるようだからな。」
「な、なんて卑劣なの・・・、デクスター。」
「さて。オーレンジャーの男二人が捕えられて来るまでの間、お前にもふさわしい格好をさせておいてやろう。おい、兵士共。こいつのスカートを両方から鎖で引っ張って捲り上げてしまえ。」
「あ、いやっ・・・。」
「ふふふ。いい格好だ。本当はもっと恥ずかしい格好にしてやりたいところだが、それはもっと後で大事な仕事の時に取っておかねばならないからな。取り敢えずは隊長のオーレッドの頭に血を昇らせるには十分だろう。」
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