妄想小説
女子修道院の隠された秘密
三十六
「さ、壁に手を突いて尻を出すのだ。マリアよ。」
マリアの背後で鞭を振るう音が響く。
「ああ、ふしだらなマリアを懲らしめてくださいませ。」
ビシッ。
「あぐううっ・・・。」
神父の鞭は遠慮も容赦もなかった。
ビシッ。
「ああっ・・・。」
マリアの白い尻たぶが真っ赤な蚯蚓腫れだらけになるまで鞭は打ち続けられた。
「さ、マリアよ。今度は後ろ手に縛られるのだ。そして、ここで暫く反省をしていなさい。」
両手の枷を外すと、神父は慣れた手つきでマリアの両手を背中で縛り、胸にも縄を回していく。縄が乳房にきつく食い込むのに、マリアは思わず愉悦の溜息を洩らしそうになる。
縛り上げて正座させられたマリアの前に立つ老神父は僧衣の下でおのれのモノを勃起させていた。それを悟られないように注意深くマリアに近づく。マリアの眼前に神父の屹立したモノが僧衣の布一枚を隔てて突き立てられている。神父は僧衣をたくし上げてそのモノをマリアの口の中に突き立てたい誘惑に必死で戦っていた。
「暫くそのまま反省しておるのだ。」
それ以上長くマリアの近くに居ると誘惑に打ち勝てなくなりそうに感じて神父は一旦立ち去ることにする。
足音が聞こえてきたのは、マリアが思っていたよりずっと早くだった。マリアは正座してイワノフ神父を待っている間、ずっと前回闖入者の男に貞操帯を嵌められそれを神父に外して貰った際に神父から犯された時のことを思い返していた。
マリア自身も神父が戒めを解きに来たら、(縄を解く前に神父さまのそのモノで私のあそこを慰めてくださいませ)と言ってしまいたい誘惑に駆られていた。それほどさきほどの鞭打ちがマリアの心の中で疼きに変わっていたのだった。
「イワノフ神父さま。マリアは・・・、マリアはもう・・・。」
(我慢が出来ません)と言おうとした瞬間にマリアの目の前に現れたのは違う男だった。
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