妄想小説
女子修道院の隠された秘密
十八
その時、昏睡状態にあったマリアの唇が微かに動いた。目を覚まそうとしているのだと気づいた神父は声を掛けようとして、自分のペニスが丸出しにされたままなのに気づいて、慌てて身を捩るようにして何とか僧衣の裾を下げて裸の下半身を隠す。
「マリア・・・。マリアっ。大丈夫か? 目覚めたのか?」
神父の言葉に、マリアが微かに反応して首を動かす。やがてマリアは閉じていた目を開く。
「はっ・・・。し、神父さま? えっ、ここは・・・?」
起き上がろうとして自分の両手が背中で繋がれ、更に鎖で礼拝堂の長椅子に繋がれていることに気づく。背中の後ろで鎖がジャラジャラ音を立てるだけで、自分では身体を起こすことが出来ないのだった。
「マリアっ。儂はここにおる。儂も縛られておるのだ。」
「ああ、イワノフ神父さま。どうしてそんな格好に・・・。あの男なのですね。狼のような仮面を被ったあの男っ。」
マリアも何とか自由になれないかと身を捩ってもがくのだが、手首に手錠が食い込むばかりでどうにもならないのだった。
「神父さまも縛られていて身動き出来ないのですね。ああ、何とかならないかしら・・・。」
老神父は目の前でマリアが何とかしようともがいているのを見ながら、自分が言うべき言葉を逡巡していた。
(やはり仕方がないのか・・・。)
漸く神父はその言葉を告げるしかないことを悟る。
「マリアよ。落ち着いて私の言うことを聞くのだぞ。」
「は、はい。イワノフ神父さま。何でしょうか?」
「この窮地から脱する道が一つある。いや、それしかないのだ。」
「この窮地を脱する・・・? いったいそれはどうすれば・・・。」
「これを見るのだ。」
神父は長椅子に繋がれたままだが、足を思いっきり上に持ち上げて僧衣の裾を肌蹴させる。
「あっ、神父さま。何をなさるのです。」
マリアは神父が肌蹴させた僧衣の下から裸の下半身が剥き出しになったのを見て慌てる。しかもその下半身は下穿きが膝の方まで下されていて陰部が剥き出しになっているのだった。
「マリア、慌てるでない。落ち着いてよく見るのだ。」
いきなり陰部を目の当たりにして、マリアは動揺して目を逸らしていた。
「よく見るのだ。私のペニスの根元を。」
そう言われて仕方なく、マリアは神父の男性自身を一瞥する。そこには根元に何やら括り付けてあるのが見て取れる。
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