妄想小説
女子修道院の隠された秘密
三十五
「どんな風にオナニーをしたというのだ?」
「その少年の・・・、そのペニスに拘束具を嵌めて・・・、少年が勃起し始めて苦しがるのを想像しながら自分のあそこを慰めてしまいました。」
「あそこ・・・とは?」
「ああ、クリトリスですわ。あそこが一番感じてしまうのです。」
「マリアよ。罪深いことじゃ。ロザリオなどの祈りでは罪の贖いには不十分じゃ。」
「では、もう一度教誨室で鞭打ってくださいますか。」
「うむ、そうだな。しかし今回は他の修道女たちもおるから、皆が寝静まった真夜中に教誨室に来るのだ。よいな、マリア。」
「わ、わかりました。お願いします、イワノフ神父さま。」
イワノフ神父はまさか願っていた通りにマリアが罪の償いの折檻を希望してくるなどとは思いもしなかったので、期待に胸膨らませてしまうのだった。その夜、起こるであろうことを想像しただけで、神父は懺悔室の中で思わず射精してしまう。しかし、その姿を誰かに見られているなどとは思いもしないのだった。
マリアは他の修道女たちが寝静まってしまう深夜の12時に密かに自分の部屋を出て教誨室への入り口のある礼拝堂の裏へ廻る。途中でナタリー修道女長の部屋の窓の明かりが消えるところも確認していた。
(今晩もヤコブがあそこを慰めて貰いに部屋に入ったのだわ。それなら暫くは出て来る惧れも無い筈だわ。)
教誨室へ向かうマリアの心は何故か浮足立っていて気が急いていた。地下へ降りる階段をなるべく音を立てないように、それでいて早足で向かうのだった。
「イワノフ神父さま。マリアです。」
教誨室の扉は閉まっていたが隙間から明かりが少しだけ洩れていた。それはイワノフ神父が既に来て自分を待っている証拠だった。
マリアは音を立てないようにゆっくりとその扉を開ける。
「来たのじゃな、マリア。」
「はい、イワノフ神父さま。償いの罰を受けに参りました。」
そう言うと、頭巾は残して僧衣を身体から抜き取る。
「両手を前に出すのだ、マリア。」
「は、はいっ・・・。」
マリアが両手を揃えて神父のほうへ差し出すと、その手首に鎖の付いた手枷が巻かれる。鎖は天井付近から降りてきている様子だった。
神父の手がマリアの下着に掛かる。
「ああ、神父様・・・。」
さすがに蝋燭の灯りが照らす前で、下着を脱がされるのは恥ずかしくて思わず股間を抑えるマリアだった。
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