妄想小説
女子修道院の隠された秘密
三十四
「マリアではないか。その後、変わったことはないか?」
「変わった・・・? い、いえ。何もありませんわ、イワノフ神父さま。」
「そうか。また懺悔したいことでもあるのではないか?」
「懺悔・・・? ああ、そうでしたわ。神父さま。今日、よろしいでしょうか?」
「ああ、ならば10分ほどしたら礼拝堂の懺悔室に来なさい。そこで待っておるから。」
そう言うと、イワノフ神父は一旦礼拝堂から出て行ってしまうのだった。
マリアは礼拝堂を出ていくイワノフ神父の後ろ姿を見送りながら、ある決意をしていた。もう一度オナニーをしてしまったと言って教誨室で鞭で打って貰おうと考えたのだ。昨夜の自慰では物足りなさを感じて満足を得られなかったマリアは、神父に鞭打たれて恍惚となった時のことが忘れられないのだった。
「では、お前の冒した罪を話すのだ、マリア。」
「は、はい・・・。実は、またオナニーをしてしまったのです。実は今、作男の見習いで修道院に来ているロシア人との混血の少年が居るのですが、その子のことを考えながらつい指があそこへ動いてしまうのです。」
神父の方ももう一度マリアの口からオナニーをしたという告白を期待していたのだった。マリアの話を聞きながら、僧衣をたくし上げると既に天を向いて屹立しているおのれのモノを衝立の陰でゆっくりと扱き始める。
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