妄想小説
女宇宙刑事への辱め
二十一
(え、何・・・。この違和感?)
地面に着地して膝を突いた瞬間、何かがつうっと自分の内腿を流れた気がしたのだ。
(え、まさか・・・ね。あ、まただわ・・・。)
二度目は自分の下半身に神経を集中させていたので、間違いないと確信した。それは自分の股間から何かが洩れ出たのに違いなかった。
(え、どうして・・・?)
アニーの異変には遠くから眺めていたヘスラー指揮官と側近の女兵士にも気づいていた。
「ヘスラー指揮官。とうとう効き始めたようですね。」
「ふふふ。そのようだな。さっきまでの身のこなしで下半身を使い過ぎたのだろう。薬が廻ってきたようだな。これからの女宇宙刑事の戦いっぷりが愉しみだな。」
(アニー、どうしたんだ?)
突然止まったアニーの動きに沢村も何かの異変を感じていた。
(アニーっ。相手の弱点は動きの鈍さだ。今までのように敏捷に動き回らなければ勝ち目はないぞ・・・。)
アニーは相手に気取られないように身を屈めたままそっとスカートの下に手を差し入れる。その指先が太腿に届いた瞬間にアニーは愕然とする。

(え。何っ、この濡れは? 私が・・・洩らしたの?)
アニーが指先に感じたのは間違いなく自分の股間から洩れ出た何かだった。アニーは股間の筋肉を引き締めようとしてみた。しかしその部分は自分のものではないかのように何も感じられないのだった。
(え、ここが麻痺してるの・・・? あ、また洩れたっ。こんなんじゃ闘いは続けられないわ。)

アニーはふと、自分がしゃがみこんでいる地面に目をやり、そこに数滴の沁みが出来ているのに気づいてしまう。
(え、こ、これって、私が洩らしたものなの・・・?)
あまりのショックにアニーは茫然としてしまう。その一瞬、大男がアニー目掛けて走り込んできているのに気づくのが遅れてしまう。
「あううっ・・・。」
いきなり大男に髪を掴まれて引っ張りこまれようとしていた。
(まずいっ。逃げなければ・・・。)

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