クビライ指示

妄想小説

女宇宙刑事への辱め



 一

 「どうしました、ヘスラー司令官。浮かない顔ですが・・・。」
 フーマの大帝王クビライの元へ報告に行って戻ってきたヘスラー司令官を迎えたフーマの精鋭部隊ギャル軍団の一番の手下であるギャルいちが心配そうにヘスラーに訊ねる。
 「今、クビライ大帝王に地球侵略の状況を報告に行ってきたのだがお叱りを受けてしまったのだ。このところ新たに地球防衛軍に派遣されてきたアニーとかいう女宇宙刑事の活躍のおかげで我がフーマ軍は劣勢を強いられておるのだ。それで女刑事一人に手を焼いているとは何事だと叱責を受けてしまったのだ。」
 「あのアニーという生意気な女刑事ですね。今まではシャイダーが最大の難敵だったのが、最近はシャイダーの出番が無くなるほど一人で活躍しているのは承知しております。」
 「何とかならないものだろうか、あのアニーという宇宙刑事の奴を・・・。」
 「それでしたら、いい手があります。実はあのシャイダーとアニーの二人は密かにお互い恋心を抱いているのです。地球防衛軍の戦士たちの手前、お互いの気持ちを確かめてはいないようですが、密かに送り込んでいるスパイからの情報では惹かれ合っているのは間違いないそうです。そこを逆手にとって二人を罠に掛けるのです。」

ヘスラー指揮官とギャル軍団

 「罠に・・・だと?」
 「そうです。一人ひとりを罠に掛けて捕虜にして互いを囮にして言う事を聞かせるのです。」
 「そんなのでうまく行くのか?」
 「大丈夫です、ヘスラー指揮官。あのアニーという女、人一倍負けん気と自尊心が高いので、そこを逆に利用して大恥を掻かせて戦闘意欲と士気を喪わせてしまうのです。」
 「どうやったらそんな事が出来るというのだ?」
 「ヘスラー指揮官。お耳を・・・。」
 「ふむ、ふむ。なるほどな。それならばお前に任せてみようではないか。」
 ギャルいちから悪だくみの入れ知恵を受けたヘスラー指揮官は早速ギャル軍団の手下たちに指令を送るのだった。



アニーの誓い
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