妄想小説
女宇宙刑事への辱め
十六
「アンタの電子ビーム二挺拳銃は返してやる訳にはゆかないよ。代わりに縛っていた鎖は外してやったから、素手で存分に戦うがいいわ。ほら、アンタが闘う相手のプラーク・リーとジャイアント・ボボはあそこだよ。」
対戦相手らしい二人の大男の前に連れてこられると、女兵士たちはアニーの両腕を放して自由にする。

アニーは二人の大男の様子を窺いながら辺りを確認する。少し離れたところにステージのようなものがあって、その中央に据えられた十字架に下半身を丸裸に剥かれた沢村が括り付けられているのを確認する。

処刑会場の四隅には撮影カメラを持ったミラクラー戦闘員の姿も見て取れた。闘いの一部始終をカメラで映像に収めるつもりらしかった。また股間を剥き出しにさせられている沢村の真正面にもカメラを構えた戦闘員の姿があった。
(ああ、沢村先輩っ。そんなところに・・・。沢村先輩の為にも、こんなところで無様に負ける訳にはゆかないのだわ。待っていて。きっと二人の傭兵を打ち負かして助けにゆくから。)
アニーは心の奥でそう硬く決心するのだった。

次へ 先頭へ