妄想小説
競泳エースに迫る復讐の罠
七
「ほれっ。どんなパンツ、穿いてんのか見せてみな。」
そう言うと何も抵抗出来ない麗華のスカートの裾を持って高々と持ち上げる。
「きゃっ。な、何するの・・・。」
「へえっ。随分ダサいパンツ穿いてんのね。」
「うっ・・・。そ、そんな事されたって別に何ともないわ。」
「へえ~。そうかい。ま、そうだよな。パンツを丸見えにされるのは男達が観ている前でなくっちゃな。安心しな。そのうち男達の前でスカート捲り上げて丸出しのパンツで晒してやるからさ。」
「悦子っ。この女を辱める方法はいろいろ考えてあるんだ。スカート捲るぐらいじゃ辱めにはならないよ。」
「それもそうだな。で、どうすんだい。朱美?」
「まずはバスルームに案内して貰おうか。」
両手を縛られていることよりも美桜を人質に取られていることで麗華は言われるがままにするしかない。朱美に言われた通りに両手を縛られたままバスルームに先導してスケバンたちを案内する。
「じゃ、そこのバスタブの中に入って貰おうか。」
麗華は言われる通りに空のバスタブの中に着衣のまましゃがみ込む。

「さ、言われる通りに入ったわよ。いったい何がしたいの?」
「ふうん。そうね。いい感じの深さだわね。じゃ、一回そこから出な。悦子、このバスタブに湯を張るんだ。いや、待て。湯の必要はないな。水でいいや。水を一杯まで張りな。」
「おう、合点だ。」
朱美に言われた悦子は湯を出し始めた混合栓を冷水に切り替えて水をバスタブに張っていく。
「さてと。水を張り終えたわよ、朱美。」
「じゃ、こいつの縄を解いてやりな。」
「え? 大丈夫かい、朱美。またこいつに武術を使われて捩じ上げられるのは御免だからね。」
「ふふふ。大丈夫だよ。こいつがあるからね。おい、吟子。アレを用意しな。」
バスルームの隅に控えていた朱美が再びタブレット端末を取り出して麗華に翳してみせる。そこには電話で繋がっている吟子との間の動画画面が映っている。そしてそこには手足を磔にされた美桜も映っているのだった。
「今からお前の縄を解いてやるから、このタブレットの向うの画面をようく観るんだ。お前が下手に歯向かったりしたらどうなるかをよおく分からせてやるからね。おい、そこの女の顔面に熱した焼き鏝を近づけて脅してやりな。」

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