悪夢の前夜祭
第三部
八十三
「お前の方の濡れ具合も調べさせて貰おうか。」
一物を菜々子の口から引き抜くと、縛ったままの身体をひっくり返して脚を上げさせ、剥き出しの陰唇に指を突っ込む。
「そろそろ欲しくて堪らないのだろう。ふふふ。さ、俺の上に跨るのだ。」
そう言って菜々子の身体を持ち上げ胡坐をかいた膝の上に跨らせる。
無防備な己の陰唇に校長の屹立したものが突き刺さると、堪らずに菜々子は身体を仰け反らせる。
「どうした。そんなにいいか? ならばもっと身体を揺さぶっていかせてやろう。」
声を出せないので、口をきつく噤んだままで呻き声だけを挙げる菜々子だった。
「菜々子っ・・・。いいのか? 気持ち、いいのかっ・・・。」
校長が激しく菜々子の身体を揺さぶるので、膣の中の怒張が暴れまわる。
「どうだ。声を出してみんか。いいです、いきそうですって声を出して言うのだ。」
声を出せと言われて、菜々子は必死で首を横に振って出来ないことを態度に示そうとする。
「そんなに顔を背けてないで、こっちに顔を近づけるんだ。そうだ。キスをして舌を中に入れてやろう。ほら、顔をこっちへ近寄せろっ。」
校長が仮面を付けた菜々子の顔を後頭部を掴んで自分の方へ引き寄せようとするので、菜々子は必死でそれから逃れようとする。しかし後ろ手に縛られた格好では所詮、男のしたいようにされる他はないことを知る。
校長の荒い息が自分の顔に吹きかけられるのを菜々子は感じる。校長は菜々子の唇を奪おうと口を尖らせて更に菜々子の顔を引き寄せる。
「あっ・・・。」
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