悪夢の前夜祭
第三部
七十四
「さ、自分で言うのよ。言ってごらん。」
「ああ、菜々子は罰としてお尻の穴にその鉛筆を挿して貰います。どうかその鉛筆の先をお尻の穴に突き立ててください。」
朱美に言われた悦子が素っ裸で万歳をしながら立つ菜々子の尻タブに向けて鉛筆の先を挿し込んでいく。
「ああっ。うっ・・・。」
鉛筆を尻の穴に差し込まれた菜々子の顔が苦痛に歪む。
「さ、そのまま落とさないようにそこに四つん這いになりなさい。」
言われた菜々子が命令どおりに床に手を突いて尻を持ち上げる。
「先生、いい恰好よ。そのまま床を這って歩くのよ。」
「ああ、松下先生っ・・・。そんな事、しないでっ。」
画面を観ながら、思わず美保は声を挙げる。
「いいのよ、美保さん。菜々子先生は貴方達を守れなかった罰として自分から進んでこういう責めを受けているのよ。」
「そんな・・・。今すぐにやめさせてください。」
「あら、やだ。これは撮影された画像よ。今、やってる訳じゃないわ。この他にもいろいろあるけど。そうだ。こんなのはどうかしら。」
そう言って朱美は動画を切り替える。
「如月美月先生のもあるのよ。東高の交換授業に行った時の画像よ。これから美月先生が男子生徒の後ろで何をするかよく見てなさい。」
美保が切り替えられた画面に如月美月先生の姿を見つける。東高で行われているらしい授業の様子だった。美月は生徒達の後方まで歩いてくると辺りを見回してからスカートの中に手を入れてパンティを抜き取ったのだった。
「如月先生っ。何してるの? 駄目よ、そんな事・・・。」
しかし画面を見守る美保の前で、脱ぎ取ったばかりのパンティを背中に隠し持って後ずさりすると、教室の後ろに設置されているゴミ箱の中にそれをポトリと落としたのだった。
「先生、どうしてそんな事を・・・?」
「ふふふ。如月先生も罰を受けているの。水泳部キャプテンの高野恭子を凌辱から守れなかった罰をね。赦して貰う為に、この先生もどんな事でもするのよ。他にもあるわ。もっと観る?」
「ああ、もう見たくないです。こんな事・・・。」
「こんな哀れな先生の姿、いろんな人に見られたくないわよね。だとしたら貴方はどうしなければならないか、分かるわよね。」
呆然と立ち尽くす美保に、朱美と悦子はほくそ笑むのだった。
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