悪夢の前夜祭
第三部
八十二
「ほう、もうここがこんなになってるぞ。縛られると濡れやすい体質のようだな。さすがこんなところでマゾ女をやってるだけのことはある。」
菜々子は否とばかりに首を振る。
「それにしてもいい女だな。名前は何というのだ。いや、どうせ名を聞いたところで源氏名だろうからな。なあ、今日はお前を菜々子と呼ばせてくれないか。」
自分の名前が突然呼ばれて、正体を見破られたのかとどきっとした菜々子だった。首を振ろうとして却って気づかれることになりかねないと思った菜々子はゆっくりとかぶりを縦に振る。
「ふふふ。菜々子・・・。たっぷりと可愛がってやるぞ。最初はまずこっちをいい気持ちにさせて貰おうかな。ほれ、咥えるんだ。」
校長は本当の菜々子だとも気づかず、女を菜々子だと思いながら服従させよ
うと自分の首を擡げ始めた一物に女の髪を掴んで引き寄せる。
チュパッ。
声を挙げそうになるのを必死で堪えながら、目の前に突き出された校長の一物を口に含む。咥えたモノは、どんどん菜々子の口の中で大きさと硬さを増していく。
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