狙われた弓道部長 麗華
三十一
麗華の足首に繋いだ縄を持つ男たちが互いの縄を交換して横に広がる。
「せーので引っ張って、こいつを裏返しにするんだ。」
「い、嫌よ。そんな・・・。」
慌てて麗華は脚を縮こませようとするが、男たちが引っ張る縄のせいでどんどん脚を開かされていくのをもはやどうすることも出来ない。
「あ、いやっ。」
なんとか素股の股間を見られまいと身体をもがこうとするがまずは上向かされてしまう。トレーナーの裾がかろうじて股間を覆っていたが、男たちは更に縄を引いて咲に股間を丸見えにさせようとする。
「へっへっへっ。ゆっくりと引っ張っていくんだ。ほおれ。もうあとちょっとで尻の穴が丸見えだ。その次はおまんこだぜ。さあ、あそこを丸出しにして見せてみな。」
「や、やめてっ・・・。」
両側から足首を引っ張られてトレーナーの裾からどんどん麗華の脚の付け根までが露わになっていく。
「さあ、ご開帳だあ。一気にいくぜえ。」
二人が合図しあいながら麗華の両脚を大きく開かせようとしたその瞬間だった。
「おい、お前ら。女ひとりに男二人掛かりで何やってんだ。」
聞き覚えのある声に、縄を手にしていた二人がはっとして振り返る。
「あ、裕也アニキっ。どうしてここへ・・・。」
「え、裕也ですって?」
少し離れたところから見物していた朱美も声を挙げて入り口のほうへ振り返る。
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