狙われた弓道部長 麗華
十二
朱美の前に大きく股を広げさせられた格好で麗華は晒し物にされている。その麗華の背中には麗華が愛用している弓を背負うように敷かれていて弦の部分は朱美が麗華の真正面で握っているのだ。
「何をするつもり? ま、まさか・・・。」
「アタシは弓道なんてやった事ないから、弦ってどのくらい引っ張ってもいいのかよく知らないのよ。これぐらい。もっと引っ張っても大丈夫?」
「や、止めてっ。何するの・・・。」
「ふふふ。大丈夫よ。矢をつがえる訳じゃないから。弓がどれだけしなるものか試しているのよ。」
そう言いながら朱美は股を開かされた麗華の正面でどんどん弦を引っ張って弓をしならせていく。
朱美の意図は麗華にもすぐに判った。引き絞った弓の弦を股間に打ち当てようとしているのだ。
「やめてっ、そんな事・・・。」
「私が悪うございました。お赦しください・・・でしょ?」
「私が悪くもないのに何故謝らなければならないというの?」
「まだ分からないのね。じゃあ、お仕置きをするしかないわね。」
ビュッっという空気を切り裂く音がして弦が握っていた朱美の手から放たれる。
バシーン。
大きくしなった弓の反動で放たれた弦がしたたかに麗華の股間を襲う。
「あぐぐっ・・・。」
プライドが麗華に悲鳴を挙げるのをかろうじて堪えさせるが、身体の中の最も敏感な部分を弦で鞭打たれて、下着のしたの柔肌は真っ赤に腫れあがっているに違いなかった。
「どう? 何か言いたいこと、ある?」
「・・・。」
麗華は顔を歪ませているが、口は噤んで答えない。
「じゃ、もう一回行こうかしら。今度はもうちょっと強く曳いてみるわ。」
「ううっ。」
ビュッ。パシーン。
「あううっ・・・。」
その時、鞭打たれた部分を蔽っている下着に異変が現れた。
「あれっ? そこ、濡れてきたわよ。もしかしてお洩らし・・・した?」
麗華があまりの痛みに耐えきれず、失禁してしまったのだった。
「あーら、情けないわね。弓道部の部長ともあろう人が神聖な道場でお洩らしをしてしまうなんてね。さ、わたしに土下座して謝るのよ。」
朱美は失神寸前の麗華の髪を乱暴に掴むと床の上に俯せに引き摺り倒す。麗華はもう下半身に力が入らず、そのままへなへなと倒れ込むしかなかった。
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