集団虐め

妄想小説

罠に嵌るチア女子 蘭子



 十八

 蘭子たちが小突かれるようにしながら連れてこられた体育館は、さっきまでの喧騒が嘘のように静まり返っていた。バスケの観客たちも選手や審判団たちも皆、引き上げてしまった後らしかった。
 「さ、こいつらをバスケットコートの真ん中に並べて正座させるのよ。」
 虹子が顎で指示すると、東高の女たちは両手を縛られた蘭子たち、西高のチア部の一人ひとりの肩を後ろから掴んで一列に床に正座させるのだった。
 「さ、今度はこの鉢巻を使ってこいつらに目隠しをさせて。あ、蘭子だけはいいわ。こいつには部長としてちゃんと見届けさせないといけないから。」
 虹子の指示通り、美桜、麗子を始めとして蘭子以外の四人共鉢巻を目に当てられて目隠しされてしまう。
 「じゃ、ロッカールームに居るバスケ部のレギュラー達を呼んできてっ。キャプテンの三浦クンは後でいいから。まず四人を呼んでくるのよ。」
 「はあい、お嬢っ。私が行ってくるわね。」
 そう言って体育館からロッカールームへ続く扉へと走っていったのは沙季だった。
 「さて、これからバスケの試合に勝ったレギュラーメンバー達にはご褒美として約束のバナナミルクセーキを御馳走してあげるのよ。」
 「バナナミルクセーキ?」
 虹子の妖しげな言葉に蘭子は不審そうに目を吊り上げる。
 「そうよ。バナナミルクセーキの御馳走。と言っても、御馳走するのはバスケチームのほうで、御馳走されるのはあんた達だけどね。ありがたく頂くのよ。」
 虹子が説明にならない説明をしているうちに、がやがやとロッカールームの方から沙季が四人のレギュラーメンバーを引き連れてくる。まだ着替えていなかったらしくバスケチームのユニフォームのままだ。
 「ねえ、お嬢。こいつら、処刑の事を聞いてわざわざ試合の後、シャワーも浴びないで待ってたらしいわよ。汗を掻いた男の臭いがぷんぷんしてるわ。」
 「アタシがそう言っておいたのよ。こいつらに男の臭いもたっぷり味わわせるためにね。さ、皆んな。一人ひとり、こいつらの前に立って頂戴。」
 「何するつもりなの・・・。」
 蘭子は虹子の企みに薄々気づきながらもそれを口に出来ないでいた。
 「さ、皆んな。トランクスとサポータを下げて女の前に立つのよ。」
 後ろ手に縛られ、スコート姿で正座させられている西高チア部の女子たちを見て、トランクスを下げた男子バスケ部の男達の股間は既に皆、持ち上がり始めている。
 「見えないでしょうけど、アンタたちの目の前にはバナナがぶら下っているのよ。それを大きく口を開けてしゃぶるのよ。一旦、口に入れたら出しては駄目よ。ミルクセーキが出てくるまで最後まで一滴残らず呑み込むのよ。もし少しでも洩らしたりしたら罰としてお代りをさせるからね。お代わり用の控えの選手はまだいっぱいいるのだからね。」

蘭子

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