
悪夢の前夜祭
第一部
二十一
みるみるうちに玲子が尻もちをつく恰好で縛り付けられているお尻の周りに水たまりが出来ていく。
(うわっ・・・。)
男二人も初めてみる女の失禁の姿に一瞬狼狽える。玲子は襲われる前から尿意を覚えていたらしかった。それが二人の男に下腹部を刺激されたことで、もう我慢が出来なくなってしまったのだった。
(凄げえな。初めてみたぜ、女が割れ目からおしっこ洩らすの・・・。)
後ろの方で控えていた別の男たちも何事が起ったかと近寄って来る。そしてテニス部部長がしでかした粗相の顛末を見て、呆気にとられている。
玲子は恥ずかしさに顔を上げることも出来ずに泣きじゃくりながらやっとの事で声を発する。
「もういいでしょ。こんな酷い姿を晒したんだから。皆んな、もうどこかへ消えてっ。ううっ・・・。」
泣きじゃくる玲子から男たちは少し離れて小声で相談する。
「おい、どうする。もう止めるか?」
「バカ言うなよ。俺はまだやってねえんだぜ。ションベンくれえでチビッてんじゃねえよ。俺はやるぜ。」
「じゃ、取り敢えずションベンの水っ溜まりの中じゃアレだから、皆んなで審判台ごと持ち上げてずらそうぜ。」
男が四人がかりで小水の中にペタンと座り込んでいる玲子の身体ごと審判台を持ち上げ、水たまりの中から一旦脇へずらす。その上で玲子の足首を繋ぎ留めている縄を解いてショーツと濡れたスコートを引き剝がす。ショーツは濡れてなかったので、それを使って玲子の股間を拭い取るともう一度脚を開かせて審判台に改めて繋ぎ直すのだった。
「えっ、解いてくれるんじゃないの?」
一旦解かれた足首の縄が再び審判台に繋ごうとするのを玲子は改めて抗議する。結局下半身が裸にされただけで元の体勢に戻されてしまうのだった。
失禁するところを見られて、すっかりしょげ返っている玲子の姿を見て、三番目の男はこれなら咬みついてくることもないだろうと、一旦萎えてまだ完全には復活しきっていない己のペニスを玲子の唇に押し付ける。
「うっぷ。い、嫌っ。」
逃れようとする玲子は髪を掴まれてペニスの方を向かされるので口を開けざるを得なかった。玲子に咥えさせたことで、ペニスはその勢いを一気に取り戻した。三番目の男は口の中でそのまま果てるか迷ったが、童貞を捨てるのが目的だったことを思い出すと、一旦玲子の口からペニスを抜き取り、あらためて腰を屈めて剥き出しの玲子の陰唇に挿入するのだった。玲子はもう抵抗する気力をすっかり喪って男にただされるがままになるのだった。

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