悪夢の前夜祭
第一部
十二
生徒会長の次にまず二人が向かったのは女子テニス部キャプテンの早乙女玲子を繋いでいる夜のテニスコートだった。さきほどテニス部の部室に顧問の如月美月を気絶させて残したまま、連れて来させてスタンガンで脅しながらテニスコート中央の審判台に両手を万歳の恰好にさせて縄で繋いであるのだ。さらには足首にも縄を巻き付けると脚を高々と持ち上げさせ、Vの字で頭の上に脚を挙げる恰好で固定させている。
「これが何だかわかるわね。アンタがさっきまで穿いてたアンスコよ。つまりアンタは今、生パンを晒しているの。脚を挙げてるからパンツ丸見えよ。折角のいい恰好だからビデオにちゃんと撮っておいてあげるわ。」
「い、嫌よ。やめてっ・・・。」
「生パンツ丸出しでお尻見せちゃってれば、どんな男だって欲情しちゃうわよね。アンタ自身がその恰好で男をその気にさせちゃうの。その可愛らしい縞々のパンツも男たちがすぐに毟り取っちゃうでしょうね。」
「そ、そんな・・・。お願い、縄を解いてっ。」
「ふふふ。駄目よ。代わりにいいことさせてあげるわ。アンタ、フェラチオってしたこと、ないでしょ?」
「フェラチオですって? な、何を・・・。」
「悦子。目隠し貸して。さ、おめめ暫く瞑っていて貰うわよ。悦子、あれ準備してっ。私が鼻を抓んでいるから口開けたら差し込むのよ。」
「何? 何をしようとしてるの? やめてっ。あぐ、あぐふふふ・・・。」
「ふふふ。苦しいでしょ。今、楽にさせてあげるわ。たっぷり呑むのよ。」
女子テニス部キャプテンの早乙女玲子もまた、生徒会長と同じ目に遭わされていくのだった。
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