悪夢の前夜祭
第二部
五十三
プールサイドまで引き上げられてしまうと、もはや身を隠すには飛び込み台の陰に身体を横にして寝転ぶしかない。そんな久美子の姿を朱美と悦子はどう虐めてやろうかと傍に立って相談している。
「そうだわ。先生にはここで暫く反省してて貰うことにするわ。私達、水着で居ても仕方ないから着替えてくるので、その間ここで大人しく待っているのよ。」
「ねえ、朱美。このままただ寝そべっているだけでは反省にならないから、これ付けてあげたら。」
悦子がウィンクして差し出したのは、ペニスの形を模したバイブだった。
「ふふふ。それはいい考えね。ねえ、先生。恭子があの晩されていた恰好にさせてあげるわね。恭子のあの時の悔しい気持ちをようく味わるといいわ。」
そう言うと、寝そべって身を隠している久美子の尻の前にしゃがみ込むと、悦子が渡してくるバイブをお尻の側から久美子の陰唇に押し込むのだった。
「ううっ・・・。そんなもの。」
「恭子は生身の肉棒だったけど、今勃起してる男子は傍にはいないからこれで我慢するのよ。」
そう言うと、久美子が自分では抜けないように足にも縄を回して脚が開けないようにしてしまうのだった。
「肉棒で責められている気分が味わえるように、スイッチを入れといてあげるわね。」
朱美が久美子のお尻から挿し込まれたバイブのスイッチを入れると、ウィーンという音を立てながら、バイブが久美子の陰唇の中で暴れ始めるのだった。
「ああ、駄目っ。そんな・・・。」
「それじゃ、先生。暫くそうやって反省してなさいな。」
そう言うと、プールサイドに素っ裸で横になった久美子を置いて二人は水泳部の部室の方へ着替えに戻ってしまうのだった。
セーラー服姿に着替え直した朱美と悦子が戻ってきたのはプールサイドに放置されてから30分以上が経過していた。
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