近未来性教育プログラム
二十七
「ああ、いやっ・・・。」
好きにしていいとは言ったものの、男子四人に一斉に下着を引き裂かれて全裸にさせられると薫も恥ずかしさに悲鳴を挙げる。薫は四人に囲まれて全裸で正座をさせられる。
「しかし全裸にして縛ってみたものの、何か今一つ興奮しないなあ。この間みたいに逃げ惑う女を競い合って縄を掛けるのとはちょっと違うなあ。」
男たちの一人がそうぼそっと口にする。
「そうだ。先生、さっき俺たちに何か謝ってたよな。先生に詫びをいれさせるってのはどうかな。詫びっていうかお仕置きをするんだ。」
「先生にお仕置きかあ。ちょっと興奮するな。」
「お仕置き・・・。折檻って言ったほうがいいかな。」
男子生徒等がそれぞれ口にしている言葉を聴きながら薫は不安になる。
「先生よ。さっき、俺たちに謝ってたよな。本当に悪いと思うんなら罰を受けるか?」
「罰って・・・。な、何をするの?」
「悪い子にはお仕置きをしなくっちゃな。お尻を出して貰おうか。さ、そこの床に頭を付けて尻を持ち上げるんだ。」
一人が薫の髪を掴んで強引に土下座の様な格好をさせる。
「さ、もっと尻を高くあげるんだ。」
「は、はいっ・・・。」
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